苦しかった中学の頃、


私は1度も合唱に参加したことがなかった。


校歌も君が代も、合唱コンクールも、いつも私はピアノの伴奏をしていた。


私のクラスはダントツ合唱が下手くそで、

まとまりなく、



2年3年と同じ男子が、

合唱コンクールの指揮者だった。


きっと私は彼が好きで、伴奏を始める時、目が合うのが


恥ずかしかった。

けど何事もなく卒業した。


あの時の気持ちに

なぜ今なってるのか分からない。


私の中の苦しすぎる毎日で忘れかけた何かが、

様々なものが払拭されて、



彼と出会ってその時の気持ち、思い出した。

純粋に、多分好きになるという、気持ち。



人を操り過ぎて、生きるのが精一杯で、生きるためにきっと何人かの男と寝てきたのだと思う。私のEvernoteは、そんなのばかりの記録だった。



きっと本当に人を好きになった。


彼といると調子狂う、普通でいられない。


またひとつ感情を取り戻した。

それは私にとって1番足りてなかったものなのかもしれない。


彼はひとつの事に熱中するタイプで、

中学の初恋の人に似てた。


名前まで思い出した。

あの男子は、転校してきた私にとても優しくて、

「メガネ外すとかわいいじゃん」


そう言ったから鵜呑みにして、私はメガネを外してコンタクトにして登校したら話してくれなくなって、


嫌われたのかなって

なんも分からなかったあの時の私を取り戻した。


キャンプで彼が壊れたオイルランタンを直すまで熱中してた時、




思い出した。


そこからなんだかまた非常に胸が苦しく、

どうしていいか分からなくなって、


夜ご飯食べてた時



彼が笑って

「なんだか可愛いです。大好きです。本来のYさんが見れて良かったです」


また感情が抑えられなくて泣いてしまった。

どうしていいかホントに分からなくて、


それだけ私は自分を抑えてきたんだと思い涙でしか感情を現せなかった。



彼はほんとに運命の人で、

ここまでたどり着いて、



キセキだって思った。


インスタ



最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます(_ _)