愛してる人を愛してると言えなくて、

捨てられるのが、恐かった。



私はきっと、彼を愛しているのだと思う。

それが、変なプライドで、


好きな人とどう接したらいいか分からなくて顔色みて、


離れないように、自分が傷つくのが人一倍怖くて、


アスペのYちゃんに連れられてここまできたけど、

きっと捨てられるのが、かっこ悪くて、

コントロールが上手くいかなくて、



彼の心が離れていったのだと思う。


私は彼のためなら料理も心を込めたしそれはきっと、

美味しいって、

言われるの嬉しかったんだと思う。



けど2人してコントロールし合って、

マウントの取り合いになって、



私がもっと大人だったら素直だったら、

愛情を知っていたら、ここまで互いに傷つくことなかったのに。



私は何となく、

もうダメかなって思う。



どんなに頑張っても、

彼の愛情のサインに気付けなかった。



彼は確かに勝手だ。


飽きっぽいし、自分の言うことを聞く人しか、

後はご両親とか、家族とかが言うことしか、



信じれない。


それも仕方ないんだと思う。


私たちはきっと似てたんだ。

一緒になるべきじゃなかったのかもしれないとも思う。



私はもう、どの人格使うことなく、

とにかく、

私が生きていくために得た、



空白の時間から、


夢見た家族像を描いて、

やはり私には無理だった。



形しか作れない。何故だ。

初めて生きている感覚を得て、



初めての、喪失感。

それは恋愛感情なのかどうか、分からないのが辛いけど、



彼はもう私に心がないのがわかる。何となく。


親からの固定観念を払拭し、


私が私に戻った時、



結局何も残らなかったけど、

人を私から離れないようにするメイを出す気にもならなかった。



憎しみからは何も生まれない。

憎しみは、


悲しみと、寂しさも併せ持っている。


私は彼の出す答えを待つことしかもう出来ない。

彼はもう、



帰ってこないかもしれない。



涙も出なかった。

何故か分からないけど、



彼の為に頑張った私は、

手段ではなく、

美味しい物をたべてもらいたかったから。



私は罰を受けたんだと思った。

今までの。



それでもまだ信じている。

私たちは嘘じゃなかったって。



私はもう帰る場所も、なく、

今まで傷つけた人の、罰を受けていると思った。



チャペルウエディングを叶えてくれた人。

それは、


私の作られた幻想だったんだって、

コントロールでしか人を私から離れないようにするしか出来ない人と、


自分しか愛せないけいごくん。



結婚前は愛しあっていたように思う。

彼の好きな形で、付き合っていれば、



もっと違ってたのかもしれない。

今頃知るなんて。



離れた心はきっと戻ってこない。

あの手紙をぐしゃぐしゃにしたのが、



今までしなかった、

彼の心さえも


私は変えてしまった。



でもこういう生き方しか出来ない。

履歴書にプライベートを彩ることが出来ない。


私はどうしたらいいか、

もう分からない。





最後まで御付き合い頂き大変ありがとうございます