帰ってきて、なんだかもう違和感でいっぱいで、けいごくんのことは分かるんだけど、
とにかく、今まで本当に一緒にいたのかなという、初デートのような。
でも違う。
私たちは多分レスで、
何となくもう忘れかけていた。
けいごくんが私をディスる。
干し大根のYちゃん。
…。
ベッドに横になった。
けいごくんがフトンに顔隠したから、
引っ張って、
私
「どこが干し大根だって?」
また画像送ってきて、
フトンから出たけいごくんの顔が面白かったから笑った。
そしたら急にキスをした。
いつぶり?この感じ。いやそんなに前ではないかもだけど、
けいごくんが前と違うというか、
私は初めての男とキスをした気がした。
そしてそのままそんな雰囲気になってきて、
目を閉じていたら、
身体を合わせた。
手を握ってキスをして、
私は、初めてけいごくんの、大人の男性みたいな顔を見た。
不思議な感じ。慣れた身体のはずなのに、
感じが違う。
けいごくんも?
私は他の女みたいだよね?
どんな風に声とか出してたとか、私もよく分からないけど、勝手に出て、抑えること出来ない。
汗かいて、
なんとも言えない甘い感覚に、どうしたらいいか分からなくて
強く手を握った。
けいごくんも何も話さずキスを何度もして、
「すごいウエスト細くなった…。」
全てが優しくて、
とにかく、とにかくね、私はこの人と初めてセックスをした気分でいた。
すこしだけ、目を開けてけいごくんがずっと私の顔を見ていたから、私もみてた。
感じる?
と聞いてきたから
感じる
と答えた。
そしたら急に愛おしくなって、背中に手を回したら汗ばんでいて、
大きい腕で私を抱きしめたから、
離したくなくて、
耳元で
「愛してる、ずっとこのままでいたい」
正直に言ったら、
「Yちゃん、Yちゃんごめんーおわってまうー」
あれ?なんか今の、
あ、けいごくんだ。けいごくん?
そうだ、けいごくんだ。なんだか不思議で可笑しくて、
私
「初めてしたみたいだった。」
けいごくん
「そうなん?Yは痩せた。なんか知らんけど。胸は切り干し大根じゃなかった笑」
腕枕した。
だんだん戻ってくる感覚と、
本来の私という人格。
やっと、けいごくんを思い出してきた?
いやわかってるんだけど、
誤認識していた記憶を今
確かめている、そんな感じに、
これから少しづつ、本当の私たちの絆を深めようって、
思った。
沢山のコメント頂き大変ありがとうございます😊
まだまだ頭くることいっぱいなので、少しずつ返信していきます。
なんだかコメントに救われたり、思い出したりしています(*^^*)🎶🎶
聖夜
私にはサンタさんなんて居ないと思ってた。
初めて、何か愛情?みたいな本物の何かを感じた。
まだまだ追いつけないけど。
