雰囲気よく話して、夕食を食べてから



部屋に戻って、私達は将来や、色んな話しをしていたら、



ふいに、

けいごくんが、

「結婚て、結婚生活て難しいな…」

って言った。



大学を卒業して、自分には夢があり、

結婚したことで、諦めたものもあり、


というくだりから、


私が

「それは諦めなくとも良いよね?

2人で目指せば。」


と言ったことから、まさかの喧嘩の予感勃発…ショボーン



けいごくん

「リスキーで、結婚してからは無理だ。けれども、それも含めて結婚を決めたんだからYを責めているわけじゃない。気にしなくていい」



てとこから…

あきらかに機嫌悪くなったから、


もうその話やめて

横になった私。



何も言ってないのに、


いきなりなんかキレる

「マジめんどくさい、旅行に来たからってセックスするとかそういうのもプレッシャー。」




「いや別にそういうつもりじゃないし、

いいよ、しなくて…」




けいごくんは色々先走りプレッシャーで明らかになんかやりたくないMAXな態度を取ったから、



「別になんも言ってないししなくていいよ。」



けいごくん

「そう言ってまた、少ししたら言うんだろ?

俺に求めんな!」



なんだか意味不明に傷ついた私。

相乗効果で、さっきの結婚した話も、私のせいで夢が叶えられなくなったような気になり、


「私たちはもうセックスのこと触れるとおかしくなるから、一生しなくていいよ。もうやめて、無意味に傷つけるのは。」


けいごくん

「信用出来ない、またプレッシャーをかける


けいごくん

「もう、他の男とされんのは嫌だけど、俺がこんなだから、されても仕方ないと思うくらい、

無理!!」




なんそれ…。わたし、やってとか、言ってないし、もうやらんでいいと言ってるのに、何この人、

なんかほんとにプレッシャーかけちゃったんだな私…



って思って、



冷静に、

「私が冷静に、もう一生しなくていいし、この話に触れないことを約束する。こういう感じで私が言ったことは絶対に守るし、私にもその話に関して放っておいて欲しい。


それでいいかな。もう、痛いし、しなくていいよ。そんなに苦しんでるなら。」


本当に、うんざり、もういいと思った。

心からしなくていいと思った。




けいごくんが、

キレるの抑えていたけど、



私は眠った。涙が出たけど、

こんなに、傷つくこと今までなかった。


結婚を全て後悔してるかのような話に私には思えた。


どうしても、私たちはセックスの話になると上手くいかない。

性の不一致ってやつ。



私はもう本当にしなくていいと言っても、

イラつくけいごくん。


家ならしなくていいけど、

こういう時はしなきゃいけないとか、思ったんだろな。


私はもう、自尊心も失い、


「もう、何も求めない」





夜中

けいごくんが、

「ごめん、Y。Yちゃんホントにごめん」


抱きしめて、手を握ってきたけど、

握り返さず。反応しなかった。

涙だけでた。


なんだろう、ここまで傷ついたことなくて、



結婚がやはり、けいごくんにとってはものすごい負担だったことと、



夢を叶えたけりゃ、

私を捨ててでもやればいい。

でも、今のあなたには、


夢も何も叶えられないだろうなって、


今までにない気持ちになった。



私たちはケンカすると、私もキレるけど、

もうキレる気力もなく、



寒い朝を迎えた。


雪が降ってた。


今回の私の気持ちとしては、

なにか、話を聞いたけど私にあたっている気がして、彼をリスペクトしていた部分が、



一瞬欠けて、


冷静に、どうでも良くなって、

愛が冷める時って、傷つきすぎてどうでも良くなる時って


こういう感じか、って


また初めての感情を知った。


けいごくんは甘すぎる、

今まで、年の差を感じなかったけど、

改めて私の今までの社会経験のなかで、

この人の弱さを見た。



それを私を傷つけるかたちで、フラストレーションを解消しようとしたのが、


私はどうしてももう許せない気持ちになっていた。





最後までお付き合い頂き大変ありがとうございます。