私は恋愛より、いつも安定した安心する誰かと2人の場所が欲しかった。



いつからか、それが程遠くなり

彷徨って、


見失い、

生きてるのではなく生かされている


いつまで?いつまで我慢すればいい?

って空ばかりみていたら、


父が


「空ばかり見てると死ぬぞ、坂本九の歌、空ばかりだろ」


なんて言ったこと思い出した。



父はあの便の近い日航機に乗って中国へ行ってたけど命拾いして帰ってきた。


帰ってきて私は本当に落ち込んだ。



そんなことを美容室で笑いながら話していて、



今、けいごくんという年下の旦那さんと、

この場所を作って色んなこと夢見て少しずつ、


少しずつ私を取り戻している。

夕飯を作って、



けいごくん

「Yの治療はほんとにきつい。

本人が1番きついのは分かる。だけど、



暫く俺はYと出来ないかもしれん。

ごめん。」


薄々気付いてた。

身体の関係を避けること。


前の私だったら泣いたと思う。

けど、

私も楽になった。言ってもらって。



「知ってるよ。抱きしめてくれるだけでいい。

私も。」



暫くはその方がいいと思ってた。


治療の途中で、そこは絶対に私も乗り越えなければならない。



性に異常なまでの執着と嫌悪感どちらも同じくらいある。それがきっと別の私なんだと思う。



けいごくん

「俺だって辛い。でも今は、無理だ。

まずは、本当の愛情みたいなの2人で学ぼう?

俺はセックスなくても愛せるタイプだから。


Yはそれだけで確認しようとする癖を直そう。

俺も不安だ。」



パートで男性がいることが

心配だって、


けいごくんから初めて聞いた。

「浮気するんじゃないかって思わなくもなかったけど、

Yを信じたい。治って欲しい。」



私はずっとけいごくんとしかしていないのに、

もう1人の私がその幻影を見せるから、


暫く2人で月明かりを見て話したり、手を握ったりするのも医師の指示なのかなとか思ったけど、




けいごくんの本音でもあると知って、


暫くはしない。なくても落ち着く場所が欲しいだけなんだよって、いつも思ってること話した。



けいごくん

「生理は?今月もうなってもいいじゃん?」



…。


あら?


2週間遅れてることに気づいた。

終わったのか?(˙˙*)?あがった??

毎月ピチピチきてて、いきなりあがるの?



え?けいごくんとしか、しかも大してしてないけど…。




まさか?まさかな?それは無いべさすがに。。。








最後までお付き合い頂き大変ありがとうございます。:(´◦ω◦`):ガクブル