前の結婚の時に覚えていた過去記事です
アメ限定のものも含アップします。
何故毒親になりたくないと思っても…
③どうして食べないの?
けいご君
「お前がさ、苦しんだのは、解るから。」
うん.......。。。どうしてこうなったか本当に分からないの.......。本当は愛してるんだよ結のこと。
結を4年保育の私立幼稚園に入れた。
ついでに延長保育もお願いした。
料理のできない私は一生懸命結に料理を作った。
旦那が夜勤の時は結を見るしかない。
料理をずっと見る結.......。
口にしない。
私は心の中で思う。
(どうして食べないの?)
(美味しくないから?なぜ?私が仕事を早退してまで作っているのに、どうして食べないの?)
じっと料理を見つめ固まってる結。
涙をポロポロ流す結。
料理を下げたわたし。
コンビニで買ってくる。
それを出す。
結は同じ。食べない。
結
「.......パパの料理が食べたいの。」
私.......。。。
私
「パパはね、結とママが嫌いみたいよ。他の女の人の所に行ってるみたい。」
結が涙を流し小刻みに震える。
私。結を見つめる。
結は私を見ない。
私
「ねぇ、食べないのなら、作っても無駄だよね?
もう作らなくてもいいかなぁ。
ママの料理が食べたくないなら、ママ帰ってこないでも
いいよね!!?」
3歳の我が娘の愛し方が分からない。
なぜ食べないのか分からない。
何を考えてるのか分からない。
結が涙を流し何も話さないのに怒りの限界を迎える。
皿ごと投げた私。
陶器が割れ料理が散らばる。
割れた音に我に帰る私。
私は、
「ごめんね、結.......。ごめんね。」
抱きしめて泣く私。
こんな毎日が本当に辛かった。
どうしていいかわからなかった.......。
愛してるのに憎い
どうしてなの
誰か助けて.......。。。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
④ 1度目の離婚話
昨日は色々思い出して
あまり眠れなかった。
眠っているけいご君にしがみつき
無意識に腕枕をしてくれる彼に安心した。
コロナが大変になっているこの状況で、
早く整理したい。私の心。
.............。
.............。
優しく優柔不断なだけと思っていた元旦那に
1度目の離婚宣告をした。
私
「もう限界なの。離婚して欲しい。だから仕事をしている。私は。
それに、私は仕事で両親に認めてもらいたくて、仕事をしている。」
旦那
「結はどうする?こんな小さくて、片親で、Yが育てられるわけがないだろ?
人の気持ちが分からないYに何ができる?結が可哀想だ!」
私
「それなら女と別れて欲しい。結が大きくなるまででいい。私一人で結を見るのは無理だとわかっている。それなら、別れること決まってて良いから、夜いて欲しい。」
女が居ることは暗黙の了解だった。
優しい旦那は、私にも優しく、結にも優しかったが、女にも優しく生活がだらしなくなってしまう事があった。
ただ結は本当にパパっ子で、パパが大好きだった。
私がどんなに結を喜ばせようとしても、
空回りして、気持ちが、結の気持ちが本当に分からなかった。
私達3人で居ると、結は機嫌が良かった。
私にも抱っこなど求めてきた。
私も結が愛おしかった。
ただ結との2人の時間が怖く、
母に相談した。
最初母は協力的に結と私の間に入っていてくれていて、私も安心しかけたが、
母
「Yは幾つになってもダメね。逃げ癖がついて居るもの。
だからお父さんの教えからも逃げて何も物にならなかった。子育てなんて犬でも出来る、こんな、簡単な普通の事からも逃げるつもり?
だから結婚反対したのよ、あんな学歴のない人と、結が可哀想で仕方ないわ」
学歴.......。。。
そうだ。この家は学歴がすべての家。
そんな事は知ってた。
だから反発して優しいだけの旦那と何も考えず結婚することで、
この家から出たかったのに.......。
染み付いた価値観は簡単には拭えない。
私は旦那と喧嘩する度学がない事を責めた。
学がないと言っても、私だって5流以下の大学しか行けなかったのに、
ただ高卒ってだけで、
旦那を批判した。人格否定した。
酷かったあの頃の私.......。
フラストレーションは、私が旦那より給与を得ることと結へ次第に矛先が向かっていった。
母の
「お父さんの教えから逃げる」
この言葉に反応した当時の私。
逃げない人がこの世に居るのなら
教えて欲しい.......。
お母さんは何も知らない。
私が父にどんなに虐げられていたか。
何度助けを求めたか。
何度死のうと思ったか。
何度父を殺そうと思ったか。
何度も母に助けを求めたか。
何度生まれてきたことを後悔したか。
母は、確かに優しく大きな人であったが、
父をリスペクトし過ぎて父の教育?方針に逆らう事がなく、結局は父に味方した。
囚人のような私を誰も助けてくれなかった。
ただ、父は結のことは溺愛していた…。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
⑤結に初めて手を上げた私
結は皆に愛されていた。
私ももちろん愛していた。
可愛いと思っていた。
結の延長保育の迎えに急いで行ったあの日。
結の迎えはいつも1番遅く幼稚園の先生と、
暗くなるまで楽しそうに無邪気に遊んでいた。
私は先生に礼を言い
結を車に乗せて家へ帰った。
その日は仕事で失敗していて
疲弊していた。
夕飯を作りまた食べない結に苛立ったが、
結に
「ママ、今日○○ちゃんが三つ編みをしていたの。結もやって欲しい」
と言ったので、
気持ちを切り替え
結の髪をクシでといた。
柔らかい髪。少し栗毛色の髪。
三つ編みは、あまり自信がなかった。
なかなか上手くいかない.......。
何か三つ編みする行為がもどかしくて、
なんでこの子は皆に愛されているんだろう?
私は三つ編みなどしてもらったことあるか?
ふとフラッシュバックしてしまった。
毛が滑ってなかなか上手くできないから?
苛立ち、
私
「できない。自分でやってよ、結。」
結が泣き出した。
「パパは?まだ!?
ママはいやだ!パパ!パパ!」
結が泣く.......。。
声がどんどん大きくなっていく。
この子さえ居なければ
あたしは開放されるのに
それなのになんで私ばかりこんな目に合う?
父に痣が出来るほど殴られ蹴られ続けた
あの日々の光景がフラッシュバックした
その刹那
私はもう訳が分からず、
勝手に手が結へ出てしまう
うるさい!!
お前さえ居なければ!!
お前さえ居なければ!!
私は何度も何度も結を叩いてしまった
やからかい頬も頭も、体も
手が止まらない
涙も止まらない。
泣いていた結が、
泣きやみ、
恐怖で慄く。
結が私を見る目付きが変わった。
髪の毛を引きちぎりそうになった時の
結の目が
私の手を止めた
しばらく静まり返って
結がすすり泣いた。
私は父と同じ事をしてしまった。
私は怒りから急に罪悪感と結に対して申し訳なさで
泣き叫びながら
「結、ごめんなさい」
「結、ごめんなさい」
何度も何度も唱えた。
私は結に信じられないほど酷いことをしたのに、
結が私にしがみついて離れなかった。
結を抱きしめて
撫でながら
この家からでよう、
結から離れようと
決めた。
最後まで読んで頂き大変ありがとうございます。
申し訳ありませんでした。
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最後まで御付き合い頂き大変ありがとうございます。