前回の記事で製作したジョグレーサーの維持方法を書きます。
4ストジョグ、ビーノはエンジンが丈夫なのですが、ウォーターポンプがよく壊れます。
中のベアリングの精度が低いせいなのでそのベアリングを日本製に変えてしまえば壊れにくくなります。
エンジンオイルが白く入荷してミルクティー色になってたらアウトです。
ラジエターの水がなくなった状態で走るとオーバーヒートし、ヘッドが歪みヘッド交換することになります。面倒です。
ウォーターポンプASSYを純正で買うと16000円位と高いのですが、ヤフオクとかで海外純正部品が7000円位で売ってます。
モノは同じなのでそっちを買ってます。
ウォーターポンプASSY
5ST-E2420-12 17600円
ポンプを交換する際はガスケットも必要です。
5ST-E2435-10 220円
燃料ポンプもよく壊れます。これはヤマハからリコールが出ているので街乗り車両なら保証が受けられます。
燃料ポンプ自体はとても高いのですが、壊れた部品を交換するだけあれば安価で済みます。
ただ結構難しいです。
次にエンジンがかかってたのに急にかからなくなった時はプラグキャップを疑いましょう。
赤いプラグキャップは対策前の中の金属部品が折れやすい奴で、黒いのは対策済み品です。
最近のバイクは原付といえども頭がいいので何か不具合が出た時はエンジンのチェックランプがつきます。
チェックランプの点灯のパターンでどこがおかしいか教えてくれます。
チェックランプは普通キーオンにして2秒間点灯した後消灯します。ただ、そのあとも点いてしまっていたら何らかのエラーが出ているという事になります。エラーコードの場合は点滅になります。
一度ゆっくり点滅した後、速い点滅になります。
エラーコードについては ジョグ エラーコードでググれば出てくると思いますので割愛します。
点滅せずに点灯しっぱなしだとスピードメーターのワイヤーケーブルが切断されてるなど、わかってると結構いろいろ役に立ちます。
ケース内は僕は半年に一回くらい掃除してますが、周りの方に聞くとケースを開けた時は必ず掃除するっていう人が殆どでしたので多分そっちが正しいです。だって面倒なんだもん。僕ケース滅多に開けないですからね。駆動系を触る時はプーリー、クラッチ共に掃除します。
プーリーは段付きが出てきたかなぁって感じになってきたら交換します。
半年に一回くらいトルクカムのグリスは掃除して新しく塗ります。シール保護のために掃除のときはパーツクリーナーは使いません。
ベルトの交換時期なのですが、レーサースクーターだとこれが結構難しくて単純にこれだけ走ったら交換って言う目安が人によって全然違います。僕は一年に一回変えるくらいです。
エンジンオイルは500kmに一回ごと、四輪ガソリン車用の0W-30を使ってます。安い奴だと20ℓで6000円とかで売ってるのでコスパ良しです。最初の頃は二輪車用使ってましたけど、四輪用も使えるって聞いてさらにお金かからない遊びになりました。
ガソリンはハイオクにしてます。別にレギュラーでもよさそうなんですけど、レーサーだしって理由で何となくハイオクです。
プラグは一年に一回くらいの交換です。あまりこだわりないので純正のCR7Eにしてます。
タイヤはMBR740で、フロントリア共に3.50履いてますが、タイヤサイズも結構みんな違ったりします。
僕は3時間ごとに逆履きにしてます。空気圧は前後1.6です。一年に一回エアバルブは変えてます。
他に何か質問がありましたらコメントください。