免許って必要？
今時珍しいと思うのですが、両親共に免許を持っておらず実家には車がありませんでした。割と駅チカ物件だったため通学等に不便する事はあまりなく。どちらかというと田舎住まいなのですが、駅があるので移動も旅行も全部電車かバスです
そもそもなければないでそういうもんだ、と
大学生になり親には免許を取りに行った方がいい、と言われましたが親も持ってないし別にいらなくない？お金かかるしバイト行きたいし面倒くさいし～と教習所に行きませんでした。
５つ上の姉は親に言われた通り免許を取得していたものの、ペーパードライバーなのを見ていたせいかもしれません。
大学を卒業して就職後、同じく免許を持っていない職場の先輩と身分証は欲しいよね！ということで一通り勉強して原付免許は取得したのですが、もちろん乗ることはなくペーパーでした。
そして結婚、出産
旦那は普通に運転します。免許はあった方が良い、お前も取った方が良いとよく言われていました。でも今の住居も比較的駅チカ物件。別に旦那が運転できるならいいのでは…？となっていたのですが。
困ったのが出産後。
平日ワンオペな私、どこに行くにもベビーカーか抱っこ紐での移動。行動範囲も限られてしまうし、坂道の多い街での移動に苦労を感じていました。でも子供を児童館やいつもと違う公園に連れていってあげたりしたい。
電動自転車を買いたい、と旦那に言うのですが高額なため反対されます。仕方なく普通の自転車に子供用の椅子を付けますが、体力のない私には非常に辛く、移動だけで疲労困憊。
今でもなんで？？？と思うのですが、電動自転車じゃなくて車なら良い、という旦那。それならば免許を取りにいこう、と
でも育児と教習所を両立できる気がしなかったので、子供が幼稚園に入って少し落ち着いたタイミングで教習所に通う事にしました。
教習所選び
近隣で通いやすそうな教習所は２か所。どちらも下見に行って、子供の託児もしてくれる教習所にしました。短期集中で免許取得できる気が全くしなかったので、子供の夏休み中なども通えるところが嬉しいなと。申し込み当時余裕で30代だった私は何の割引もない教習所の料金に若干切ない気持ちになりました。
若い方が…断然安い…特典多い……
お腹の痛くなる教習所通い
バスで送迎してもらって2～3時間ほど授業を受けて帰る生活が始まりました。学科は良いのです。聞くだけだし。ちゃんと勉強さえすればテストも点取れる。
問題は実技
私は、運転のセンスも度胸もなかった。実家にないため車に触れる機会がそもそも少なかった人生での初めての運転
何も分からない。そして少しでも間違えたら大変事故を起こしやすい車。ハンドルを握るだけでも手や体が震えそうになる。
そして先生が、怖い。超初期に女性の教官に「カーブする際、どれくらいハンドルを回したらいいのか分からなくて」みたいな質問をしたら「私達もそんなの感覚でやってるから知らないわよ」みたいに冷たく言われたり
ｺﾜｲﾖｰ！
他にもあれこれ、こちらへの指摘で指導なんですけど、先生によってはそれがすごい冷たく感じるんですよねー！
ありがたいことに教官を選んで予約を取れる教習所だったので、「この先生は優しかった」となったら次も選ばせて頂いておりました。何か違うな、と思ったら学科で面白かった教官を選ばせてもらったり。学生時代友達と通っていたりしたら、指導教官についての情報共有できたんだろうなぁ。でも気が楽になるだけだけども
教官を選べてもやっぱり車の運転は怖い。私運転向いてない、と何度も思いました。教習所行く前絶対お腹の調子悪くなるんですよ…うぅぅ
大抵子供が幼稚園に行っている間に通っていたのですが、夏休みなどは託児を利用しました。
常時専属の保育士さんがいる、みたいな感じではなく、ママさんぽい受付職員が託児利用者のいる時間だけ専用の部屋で子供のお世話してくれる、みたいな感じでした。おもちゃで遊んだりテレビを見たりして過ごしていたそうです。
日中どう過ごそうかと悩む夏休みについては大変助かりました。
なんとかかんとか、免許取得
ストレスや腹痛と戦いつつ、なんとか教習所卒業、免許取得。一応ストレートには行きました…。でももう2度と教習所のお世話になりたくないです
その後、運転はするようになりましたが完全に近所しか乗っていません。どこか新しい場所に行く際は絶対旦那に助手席にいてもらってから。
ここなら何とか車で行ける、みたいな場所はできましたがやっぱり運転自体が怖く、極力車使いたくない、となっているので免許取ってから5年以上経ちますが残念ながら一切運転上手くなっていません。
たくさんの買い物をしたい時や雨の日の子供とのお出掛けなど、確かに便利なのですが。あと仕事に行ける範囲が広がる。
でも今のバイトはご近所で関係ないし自分には電動自転車で良かったのでは…？となっています。
実際乗ってみないと分からない事だけれども向き不向きある…