町並みを散歩してたどりついたのは京都文化博物館でした
ヨウコさんのお薦めで 『藤城清治 光と影の世界展』を開催していたので観ることになりました
よく見かける画風だと思ったのですが
影絵氏として 光を取り込んだ光り絵のような明るい印象はどこかで見たことがあると思いませんか
暮らしの手帳の表紙ですとか・・・銀座の街角で目にしたことがある人もいたはず
こびとの絵は 特に印象的です・・・・・
それはそれはとても素敵な展覧会でした
展示数は驚くほどあり 見ごたえがありましたし
童話の物語に合わせた絵が躍動感溢れるメルヘンを描いているのは見るものを遠い世界に招き入れてくれる魔力があります
1つずつの絵にストーリーがあり
童話であったり 風刺であったり 原爆ドームを描いた絵のような現実が表現されていて 人の心を打ちます
優しさや侘しさや季節の移ろい、人間の弱さなど 普段の忙しい時間の中でじっくり考えなくなってしまっているテーマがそこかしこに散りばめられているようでした
また 御年85歳になる現在も精力的な 影絵を創っていらっしゃることに驚かされます
ひとつの世界観をもって 私達に訴えかけてくる強いエネルギーを感じさせられます
この展示会は 9月23日までやっています
説明するよりぜひご覧ください
これらの写真は 購入した画集から撮ったものの一部ですが ぜひ本物を見に足をお運びください
カレンダーが欲しかったのですが 絵の大きなものが売り切れでした
とても人気があり 大変な人の入りです
本当にお薦めですよ