1月15日は「マーティン・ルーサー・キング牧師の誕生日ということで
今週末、アメリカは3連休みたい。
12月にNYに行った折、125丁目通りにキング牧師の名前がついていると聞いて“久々にその名前聞いたなー”と。
普段日本ではなかなか聞かないお名前だけど、アメリカでは、彼は今でも黒人のヒーローだといわれている。
また帰国してからTVで彼のメモリアル番組を見る機会があって、最近なにかとご縁が
キング牧師。彼が銃で暗殺されたのは1967年で、まだ50年も経ってない。
「バーミンガムの消化ホース」、「モンゴメリーのバス」、「セルマの橋」・・・激しい人種差別で様々な事件があった時代から、マルコムXやキング牧師などが指導した公民権運動を経たのち、アフリカ系アメリカ人初のオバマさんが大統領に就任するまで・・・の本を読んだ。
まさに「現代史」の世界。じっさい元国務長官のライサさんの同級生のひとりは、「バーミンガムの消化ホース」のきっかけになったKKKの教会爆破事件での犠牲者だ。
インドのガンジーさんの「非暴力」に感銘を受け、黒人の地位向上に尽力したキング牧師。彼が志半ばで亡くなった後も、共感した人々がアメリカの歴史をつくり上げ、塗り替えてきた。
まだまだ差別があるものの、そんな彼を称えるアメリカって国もすごいなと思う。
その昔・・・中学だか高校だかの夏休み。英語で書かれたキング牧師の演説内容を記した本を1冊配られ「これ訳してこい」という宿題が出た。
直訳してみても、意味が分からなくて
英語も分からなかったが どう訳してよいのか言ってる内容がわからなかったから。放棄しちゃったそれ以来どーも英語が苦手 おまけにキング牧師ってなんだよーって・・・牧師とばっちり
今なら、その時の自分に“彼の伝記本を読んでから宿題に取りかかれば?”ってアドバイスしただろう。何しろ彼が何をした人かもなんで有名なのかも、よく分からないまま取りかかったから。
自分の危険も省みず、黒人みんなのために尽力したヒーローなんだヨってね。