この日は午前中、雨が降っていて
連れの一人は頭痛、もう一人も何だかダルそうで。
ひとりフツーのPonkoは、
飛行機までの時間、どうしようかなぁと
珈琲館の中から外を眺めておりました。
主な目的を達成した私たち、午後何をするか考えてなかったんです。
松江城までこのふたりを連れてくのはしんどそうだし、
カラコロ工房で何かする・・・って気にもなれなかったし。
雨も止んできたし、船のってみる
これならじっとできて、楽しめそうだから。
カラコロ広場の発着場を通りかかった他の船が
満員だったこともあり、それならと船頭さんたちが
「出勤用」「繁忙期用」に使ってるという船を、
臨時に出してもらいました
「堀川めぐり 」。
文字通り、松江城のお堀をぐるりと一周するというもので
一周35分~50分。
発着場は、ここ「カラコロ広場発着場」以外にもぅ2箇所あって、
大抵のお客さんは、松江城見学のあとに「大手門発着場」から乗船するそう。
実はカラコロ広場から乗るお客さんは、いちばん少ないのだとか。
「一周」ってお約束だから、既に周回してる船に〝途中乗船〟した人は、
途中の発着場で船を降り、そこから〝始発〟として出る船に乗り換える。
所要時間に差がある理由は、コレだ。
Ponkoらは、乗り換えなしで、しかも途中乗ってくる人もなく
貸切状態で一周することとなった
途中、橋げたの低い数か所。
そこをくぐる時は、船の屋根が前倒しされる=低くなる。
けっこう低くなるので、軽くアトラクションみたい
お堀も、西側は住宅地の間にはいり、幅も狭いですが、
城の北側は、お堀の幅が広くなります。
松江城も望めます
お城の「表側」の石垣はキチンと組まれているものの、
「裏側」はちょっと雑(笑)
こんもりとした大きな樹が多く、静かで
街中とは思えません。
雨上がりで水位が上がってることもあり、お堀の水に浸かってます。
この城の、特に西側の林(森?)は
築城から約400年もの間、ほとんど様子が変わらないそう。
あ、松江といえば小泉八雲。ラフカディオ・ハーンさんですね。
これは「小泉八雲旧居」、もしくは「小泉八雲記念館」・・・どっちか
お堀沿いには、立派な松の大木が美しいです。
この日は曇りで、写真も暗いですけど、これはこれで雰囲気あってよし。
晴れの日はまた、ちがう表情を見せてくれるでしょう、堀川めぐりです。
船頭さんも、発着場のおっちゃんらも、とっても気持ちのよい人たちでした。
皆さんも松江にこられた際にはぜひ