TPP交渉 日本「大幅譲歩します」→米「もっと譲歩しろ!」 | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

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安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

TPP交渉 米再び硬化 日本譲歩案に業界「不十分」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015021102000140.html

以下引用
太平洋連携協定(TPP)の軸となる日米の二国間協議が一時的に止まったことが分かった。米ワシントンで三日まで開かれた事務レベル協議の前に、日本の報道で交渉内容が相次いで伝わり、米国側が反発したという。合意は近いとみられていたが、はっきりしなくなってきた。
 日米協議では、日本が農産品に課している関税の扱いが焦点の一つになっている。日本側は牛・豚肉などの関税を大きく引き下げるほか、コメはTPP加盟国から無関税か低関税で輸入する枠を新たに設けるといった譲歩案を検討。米国が合意に向け業界団体や議会の説得を強めているため、合意への期待も高めていた。
 こうした日本側の考え方が事務レベル協議の前に相次いで報じられ、関税撤廃を主張する米国の業界団体や議員が譲歩では十分ではないなどと反発、米通商代表部(USTR)の交渉担当者に電話が殺到した。具体的な協議に入れなかったという。日本国内でも農業団体や農水族議員が「コメを譲るのは論外」などと反発が強まっている。
 両国は冷却期間を置いて事務レベル協議を再開する方針。このため二月下旬を目指した甘利(あまり)明TPP担当相とフロマンUSTR代表による最終的な会談は三月以降にずれ込む見込み。三月中旬を目指した十二カ国による合意も遅れる公算が大きくなった。
 交渉担当幹部は「遅れは一カ月以内に収めたい」と説明。日米による合意は三月、十二カ国での合意を四月に目指す考えを示した。それ以上遅れると、協定に批准する前に米国で大統領選に向けた動きが本格化し、交渉が長期にわたって止まるとみている。
 TPP交渉は秘密主義を徹底しており、各国政府は国民に交渉内容を伏せている。しかし国民への影響は大きいと予想されるため報道各社は独自に取材。昨年も日本側の譲歩案が報じられ、両国の関係業界や国会議員らに波紋が広がり交渉が中断した局面があった。

引用終わり


これ、素人の私が交渉してもこれよりマシに出来そうだってくらいの話ですね。もう無茶苦茶です。「TPPは安倍総理が骨抜きにした!」とか言っていた安倍信者達は何だったんでしょうか?ぜひ問い詰めたいですね。さらにまだこんな譲歩話があります。



TPP交渉 著作権侵害は「非親告罪」で調整
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150211/k10015379371000.html

ウィキリークスによれば以前はこの非親告罪化はTPP交渉参加国の中では日本とベトナムのみが反対していました。日本がTPPで反対していた数少ない分野ですが譲歩したようです。

●著作権侵害の非親告罪化とは
日本の著作権法違反は「親告罪」とされ、権利を侵害された人が告訴してはじめて、起訴・処罰される仕組みです。しかし、権利者の告訴がなくても罪に問うことができるようになります。その結果、著作者の黙認している“グレーゾーン”で流通している2次創作への萎縮効果や悪意のある人によってクリエイターが告発されるといった影響が懸念されます。さらにコミケの開催やネット規制強化も危ぶまれます。

権利を持っていない人が勝手に訴えることができる仕組みです。これ、無茶苦茶になりますよ。日本もアメリカみたいな訴訟社会に突入するんでしょうか。心配です。



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