TiSAは何を目指しているのか(内田聖子) | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

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安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

新サービス貿易協定(TiSA)は何を目指しているのか ―いのちの市場化を進めるもう一つの貿易協定
http://uchidashoko.blogspot.jp/2014/11/tisa.html

以下まとめると

●TiSAの参加国
日本、米国、オーストラリア、カナダ、メキシコ、そしてEU、韓国、トルコ、パキスタンなど合わせて22か国と、EU(欧州連合)であり、EU各国を1国とすれば50か国にもなる。



●GATSとTiSAにおけるサービス貿易の12分野
1.実務(自由職業や研究、開発、不動産など)
2.通信(郵便、通信、音響映像など)
3.建設及び関連のエンジニアリングサービス
4.流通
5.教育
6.環境(汚水や廃棄物処理など含む)
7.金融(保険、銀行など)
8.健康関連及び社会事業サービス(病院を含む)
9.観光及び旅行に関連するサービス
10.娯楽、文化及びスポーツのサービス(通信社、図書館など含む)
11.運送
12. いずれにも含まれないその他のサービス


●TiSAの問題点
①徹底した貿易の自由化

② 一度規制緩和したら後戻りができない「ラチェット条項」―政府の権限が弱められる

③ 民主主義に反する秘密交渉







というわけで、TPPが「1%の大企業がグローバル経済を支配するためのツール」であるのに対して、TiSAとはTPPから関税分野を取り除いたものです。TiSAはそのTPPが妥結しない時の保険、もしくはTPPが仮に妥結したときにさらに強化するものとして考えられたようです。



TiSAはその秘密交渉においてTPPと似通っています。米国の交渉に関する提案は、「TiSA発効日から5年間、協定が実施されない場合には交渉終結から5年間」機密扱いにするというもので、これはTPPの4年よりも厳重です。



また、 ラチェット条項が含まれるようで一度規制緩和をしたものは後戻りが許されなくなります。さらに スタンドスティル条項といわれるものも含まれています。これは、現行の自由化の水準を一律に凍結することを義務付けるものです。これらの条項によって各国政府の権限は弱められて国内法や規制よりも自由貿易協定が上位に来るという形をとるため独自の政策が打てなくなります。その結果、私達の主権が侵害されるという寸法です。詳しくはリンク先をご覧ください。





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