錯綜するTPP報道 | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

ポン吉のブログー反TPP宣言ー

安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

疲れますねぇ~。色々、疲れます。正直ブログを更新する気力も無いですが、めげずに頑張ります。TPP報道で情報が錯綜しているので色々と取り上げてみたいと思います。



TBSは早くから事実上の合意の報道がありました。その内容は以下のようです。

TPP日米交渉 事実上合意、懸案項目全てで着地点
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2185876.html

以下一部引用

その内容ですが、まずは豚肉の問題。現在の1キロ当たり400円台という関税について、アメリカは実質ゼロに近い水準まで引き下げるよう求めていましたが、双方が提示する条件の中間点でまとまった模様です。次に、コメ、麦、乳製品については、特例の措置などをとって関税を維持するほか、牛肉は大幅な関税の引き下げで一致しました。そして、自動車については、アメリカ側の安全基準を緩めるといった要求に対して、日本側が特例を設けることなどで大筋で合意しました。

引用終わり



読売も実質合意を報道しています。

12か国交渉に弾み…TPP、日米実質合意
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140426-OYT1T50021.html

以下一部引用

環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、要となる日米両国が実質的な基本合意に至ったことで、交渉参加12か国全体による早期の妥結が現実味を帯びてきた。

 今後の焦点は、日米以外の2国間の関税交渉や、全体でまとめるルール作りに移る。ただ、日米間でも細部の詰めが残っているほか、米国で議会が大統領に通商一括交渉権(TPA)を付与していないことなど、課題も少なくない。


引用終わり



朝日は妥結は無かったという見方ですが、気になる文章があります。アメリカからの情報です。

TPP共同声明、日米でズレ 早期妥結は見通せず
http://www.asahi.com/articles/ASG4T5SMVG4TULFA02D.html

甘利明TPP相は25日の記者会見で、声明の内容について「大筋合意も実質合意もない。ただ、収斂(しゅうれん)に向かって前進はした」と語った。声明の「前進する道筋」については「農産物と自動車でこういう道をたどると妥結が見えてくるということだ」と説明した。米国側は「ブレークスルー(飛躍的進展)があった」(政府高官)と、日本より前向きに評価している。



東京新聞は事実上の基本合意と報じていますが、一歩踏み込んだ内容です。首相周辺からの声を紹介しています。

TPP譲らされた日本 尖閣安保人質に日本守勢
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014042602000109.html

以下一部引用

日本側には「共同声明の発表がなくなる」との危機感も広がった。TPPは安全保障と異質の政策だが、日本は押し込まれ「道筋を特定」「大胆な措置をとる」など新たな文章が加えられていった。
 声明の発表は、オバマ氏が羽田空港をたつ二十分前。TPPへの言及は和訳文で八行に膨らんでいた。「合意」「決着」の文字はない。しかし、首相周辺は「日米は事実上の基本合意だ」と認めた。「基本合意」とは、米国側に追随していくしか選択肢がなくなったという意味でもある。


引用終わり



TPPと尖閣をバーターにしたという話は皆さんご存知と思うのであまり詳しくやりませんが、結局アメリカが言っている事はいままでと変わらず、中国が尖閣に軍や"漁民"を派遣して来ても米軍はアメリカ議会の承認が無ければ動けず、それまでに占拠されれば米軍は見てるだけというのが現状です。結局、TPPで尖閣は守れません。当たり前ですが。



さて、TPPを合意したのに何故発表しないかというのには日本側には国内の農水族を押さえ込むためと選挙対策だそうで、アメリカ側は現時点では議会には発表出来ない(つまりまだまだ日本に譲歩を迫ってくる)為だそうです。確かに報道をみているとかなりやられているようですし、殆ど合意というのが普通の見方ではないでしょうか?まあ、TPPが国家百年の刑・・・じゃなかった、百年の計だという安倍総理はどうしてもまとめたかったんでしょう。

やっちまったな!

という感想です。さて、しかしまだTPPが締結した訳ではありません。ここで良いニュースと悪いニュースがあります。良いニュースはオバマはTPAを持っていないため最後で議会でひっくり返るかもしれないと言うことと新興国、特にマレーシアが知財で猛烈に反発している為TPPがまとまらないのではないか?ということです。一方、悪いニュースというのはアメリカ議会を説得する為アメリカ側が更なる譲歩を迫ってくるという可能性がある事とここへ来て強硬に反対している一部新興国(マレーシア?)をTPPから外す案というのが浮上しているという噂が流れている事です。



うーん、このブログ、これ以上続けていく意味あるのか・・・

ちなみにTPPとはこういうものです。





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