前回の「絶対に負けられない戦いがそこにはある」を書いていて自分でもで改めてTPPの恐ろしさを再確認しました。TPPを考えた奴って本当に悪魔なんじゃないかとさえ思えてきました。前回をふまえての続きです。
●経済戦争の恐怖
経済戦争とは降伏の出来ない戦争です。一旦負ければ、負け続けなければなりません(例:ユーロのギリシャ)。それを防ぐ為に関税自主権等のガードがあります。本来は関税を上げてガードして外国からの輸出攻勢を抑えることでしのぎます。TPPやユーロの問題点は関税自主権の放棄をうたっている所です。
●TPPの悪魔性
TPPはまず、多くの品目の関税を撤廃し関税自主権を放棄させます。 さらにISD条項で相手国をアメリカ企業の都合のよい国に改変していきます。そして、ラチェット規定で一度緩和した規制は後戻りは許しません。 つまり負ける国は未来永劫、負け続けると言うシステムです。しかもTPPというシステムの成立の過程そのものが民主主義の否定と後戻りの否定を明確に打ち出しています。TPPの結果がどんな不幸をもたらしても変更の余地はないのです。このシステムでは敗者は最後の血液の一滴までも搾り取られます。
●TPPの描く未来
まず、1%の勝ち組と99%の負け組に明確に別れます。そして負ける者は未来永劫負け続けます。本当に最後の最後まで搾り取られ続けます。しかもギブアップは出来ません。そして、ここからが本当の恐怖ですが、そのことをおかしいと多くの人間が感じたとしても、誰にも変えることが出来ないのです。何故ならば既に民主主義は否定され、後戻りは許されないからです。
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