こんにちはにっこり

 

今日は娘犬の四回目の月命日です虹

 

先月も言いましたが彼女の旅立ちからもう四か月?というのとまだ四か月?という気持ちの半々で、なんとも言えない気持ちです。

 

当たり前ですが全然思い出になんてできませんね。

まだまだ恋しいし寂しいです。

 

ぽんちゃん、ゆんぼ、会いたいなぁ…トイプードルパグ

 

 

虹

 

 

前回の投稿に温かな反応をいただきありがとうございました。

 

みなさんのコメントやブログを拝見し、わんちゃんの飼い主さんたちはみんな我が子を「可愛い飛び出すハート」と毎日たくさんの愛情を注いでおられるのだなぁ…と、とても嬉しくほっこりしました昇天

 

虹の橋を渡った後、我々が彼らを思い出す度に

わんちゃんたちの足元にはたくさんのお花が咲くそうですガーベラ

 

毎日お花に囲まれるような、そんな風にわんちゃんたちが幸せな気持ちでお空で過ごしてくれるようにいっぱいいっぱい思い出して「可愛いラブラブ」「大好きだよハート」て言ってあげたいですねニコニコ

 


毎年春になると桜を見に色んな場所に行きました🌸

桃色の花びらが舞う中をニコニコと、嬉しそうに眺める彼女は本当に可愛かったです。

そんな彼女を思い出しながら描きました。


色んな場所に行けて楽しかったね。

いつまでも大好きだよハート

ぽんちゃんニコニコ

 

 

虹

 

 

 

さて、先週は心理学の講座を受けてきました。

 

※ここから長くて重い話が始まるのでスルーしたい方はスルーしてください。

 

今回は『愛着』についてよく考えさせられる内容でした。

人の悩みは十人十色であるものの、根本的な問題はほぼ幼少期の親子問題(親が子にどのような姿勢で接していたか)から発生する愛着の問題であると学びました。

 

愛着とは、子どもと親(特定の愛着対象、主に母)との間に結ばれる特別な絆のことで

愛着がきちんと形成されると、自分をそのまま、あるがままでいていい存在だと感じられる『感覚』が自分の中に常に感じられる状態になります。

自己肯定感や自己重要感というのも、愛着があればこそ生まれる感覚です。

 

言い方を変えると『愛着』というものは、人間の【生きる力の源】【ベース】なのだと思います。

 

したがって愛着がうまく定着されないと、その後の人生の生き方が対人不安や依存などにより不安定になりやすいのだ…というのは想像に難くないですよね。

 

親は親なりに一生懸命子育てしていても、子ども側からみた世界は全然違って見えていて…その時代に子どもが感じた世界が子どもにとって『共感的』で『温かく』て『安全だ』と感じたかどうかが重要でその後の人格に関わってしまう…という現実は、親と子それぞれが一生懸命生きていた結果だとしても、双方にとってとても残酷なものだなぁ…と思いました。

 

色んな親がいると思いますが(それこそネグレクトや虐待など)、大抵の親は子どもの為にと思って寝る間も惜しんで働いてお金や物を惜しみ無く与えたとしても、本当に子どもが欲しいものはお金や物やご褒美ではなく、親との時間や共感や笑顔、甘えさせてくれる安心感、そのままの自分を認めてくれる温かさ…だったりするのに、親はついつい子供が不自由なく暮らせるように…と身を粉にして働きすぎてしまうんですよね。

 

特に昭和の時代の親たちは戦前戦中戦後の過渡期を懸命に生きてきた。

モノがない時代から豊かな日本を目指して懸命に働いてきた人々です。

だから、その時その時を生きるのに精いっぱいやってきたのだと痛いほどわかっています。

心の安定よりも、実生活を生きていくのに手いっぱい。


男は外で働き家のことは妻に任せておくもの、女は家庭を守り家長の言うことに従うもの、という価値観がまだガチガチだった時代。

朝早くから深夜まで働く父親が当たり前で子どもと触れあう時間なんてなかったですよね。

「24時間闘えますか?」なんてCMもやってましたよね。


父親不在の核家族化が進んだ家庭では、母親がワンオペで子育てをする…と、母親のフラストレーションはどうしたって弱い存在(=子ども)に向かってしまいます。

とても毎日『共感』して『温かさ』を感じ切るまで子どもと触れあうなんて余裕は母親にもなかったでしょう。


(ザックリとひとまとめで家族観を書いているので違うよ?と思われたらすみません。

ただ、私の家はそういう家でした。更にいうと父親は気分屋で毎日怒鳴り散らす人だったので家の中は全然『安心』できる場所ではありませんでした)

 

なので、現在の日本人の約8割は愛着障害だと言われているそうです。

(ちょっと極端すぎて意味不明でしたらすみません魂が抜ける

 

愛着の形成より物質的豊かさを追求してきた結果が、現在の日本人の不登校や自殺者の増加、精神病患者、パーソナリティー障害、発達障害、キレる中高年やクレーマーなどの増加なのだと思います。

 

話は戻って、『安心』『共感』『温かさ』など、それらを幼児期に感じられなかった子どもは『愛着障害』という状態になってしまい、自己否定感からくる歪んだコミュニケーションにより対人関係において支障をきたしやすくなると言われています。

 

詳しくは岡田尊司先生著の『愛着障害』をご覧ください。

とても分かりやすく様々な事例で具体的に教えてくれる本です。

 

 

私も振り返ると完全に『愛着障害』だったなぁ…と思うし、今では自己否定感の強さから完全なる対人恐怖で、人に会うのがこわい人間になってますネガティブ

対人不安からなる状態も色々で、私の場合は人との境界線が全く分からず、いい人を演じてしまい、その『いい人仮面』をかぶるのに疲れ果てて倒れる…そんな感じです魂が抜ける人と接すると疲れ果ててしまう、だから人と会うのは避けたい。

 

自分を大切にするって何?どうすれば大切にしたことになるの?

 

そんな自分にくたびれて、今回の心理学の教室に通いだしたのです。

 

今の教室は、心理セラピーを主にしていただける場所なのですが、

同じ愛着障害の仲間たち、先生方も元は愛着障害だった…ので、

気持ちを分かってもらえるし、人間の根底の部分と向き合うセラピーをしてくださるのでとても怖いのですが、心強く、頑張ろうという気持ちになれます。

 

そしてそのセラピーを通じて、初回ではわからなかった「自分を大切にする」とは、どんな「感覚」が生まれるのか、が少しずつ自分の中から湧いてきた感じがあります(先生がたは決して「それが何か」は明確には教えてくれません)。

 

ここでの学びは生きた心理学と実践的で問題解決につながるものだと感じています。


第三者から深い共感をもって話を聞いてもらえる嬉しさ、

傾聴だけではなく、さらに自分の中に入っていけるような深い問いかけをどんどんしてくれるありがたさ(その代わり頭と心は非常に疲れます)、

自分ひとりでは考えつかなかった視点に気づかせてもらえること

他の仲間たちの話を聞き、自分だけじゃなく、様々な人がいるのだと、

過酷な環境で心を殺して生きてきた人がいるんだと、

小さな視点から少しずつ視野が広がってきている気がするんです。

参加するたびに発見や驚きがあり、学びがあります。

 

ここに参加出来てよかったなぁ…と感じます。

 

 

そうそう、愛着障害は一生そのままではなく後天的に癒すことも可能だそうでして、

どんな自分も受け入れてくれる、とても愛着が安定した優しいパートナーや友人に出逢えると良いそうです………が、それはなかなかレアケースみたいです(苦笑)岡田先生の本にも書いてあります昇天

 

私的には娘犬と息子犬を育てられたことでずいぶんと人間らしい感情も持たせてもらえましたし、責任感や温かさや無条件に注げる愛情というものが自分の中にあるのだと気づかせてもらえたことが、とてもありがたかったなぁ…と感じています。

勿論、夫(めっちゃ愛着が安定している)と出逢えたことが、私史上最大のラッキーだったと思いますが(笑)爆笑

 


虹

 

 

 

最後に、まっきーの『悲しみの帳』をご紹介して終わります。


小林幸子さんに提供した歌ですが、まっきーが歌っても味わい深くて、静かな曲調に心が落ち着き勇気がもらえる素敵な歌です。


私の中で浮かんだ物語は、大切な人が亡くなった主人公が1人夜空を眺め、悲しみをこらえている隣でもう一人の自分がそっと寄り添って悲しみを共有してくれている…1人の人間の精神的自立の物語に感じました。

 

愛着のことを学んだあとに聴いてみたら全然違って聴こえた不思議な歌で、

歌詞の悲しみはきっとあなたの心に何か気付かせるために降りた帳 』

セラピーの先生が「嫌な感情感覚こそが大事なことを教えてくれている」という言葉を思い出しますし、

 

『涙を拭いて 横を向いてみて。ほら あなたは一人じゃない 私はそばにいる 』

は、以前は誰か優しい友人に言われている感覚で聴いていたけど

今は、自分の隣にもう一人の自分がそっといてくれる感覚で聴いている自分がいます。

 

『闇があるから星屑が輝ける 太陽があるから月が輝ける 』

『同じように互いを助け合うために 私たちは一緒にいるの 』

 

自分を信頼できたらこれ以上心強いことはきっとないですね。

 

苦しいこと悲しいこと闇があるから

嬉しいこと幸せなことが光輝いてありがたいと感じられる。

 

陰も陽もどっちも自分。

どっちの自分も否定せずに受け入れて、統合した自分が本当の自分。

そんな自分だからこそ分かってくれる

いつも自分の隣に自分がよりそってくれている。

 

自分を信じられるから自分を助けられるし助けてくれる

そんな自分になりたいなぁ…と、今の私はまっきーのこの歌を聴くと思います。

 

 

 

最期はなんだかよくわからないつぶやきでした(笑)

 

それでは今回も長いブログをご覧いただきありがとうございました。

今日もみなさんの素敵な願いが叶いますように昇天