こんにちは
夏休みが始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
川が近い我が家からは、川遊びをする小学生たちの声が聞こえてきて
いよいよ、夏休みが始まったんだなぁーと感じます
真っ黒に日焼けした彼らを見ていると、
幼い頃、夏になると川や水路でよくザリガニ釣りをして
真っ黒になるまで遊んでいた幼い頃を思い出します
近所でよく一緒にザリガニ釣りしてた男の子、元気かなぁ?(笑)
さて、今回は千葉に来る直前の神戸で、
職場にいた女性の話をしたいと思います。
※内容が今回も長く、
他人への悪口に思えるかも知れないので
見たくないかたは読まれないほうがいいと思います。
その人はとても要領がよく仕事の出来る女性でした。
鬼滅の刃の主題歌を歌っていた某歌手さんによく似てて
コミュニケーション能力が高く話し上手で、
いつも笑顔で明るい人でした。
なので私も他の人々も彼女のことをすっかり信用してしまいました。
ところが、この女性が私にとってとても恐ろしい人だったのです。
飲食店のオープニングスタッフとして同時に入った関係で、
最初はとても仲良くしていたのですが、
仕事をしていく内に、時間帯責任者としてシフト管理、発注業務、アルバイトの指導等…
店長が不在時に誰かがやらなくてはならない仕事をいつしか私がすることになり
(これは店長にお願いされました)
それを境に、彼女の言動に戸惑うことが多くなりました。
戸惑うとはどういう事かというと、
とても巧妙に誘導して、こちら側の選択を操作されるのです。
そしてうまく説明できないのですが、それに従わないとまるで自分が悪いかのような罪悪感を感じさせるのです。
そして次第に、私の意図とは全く違った意図を
あたかも私がそう意図して言ったかのように話を広め、
私の望んでいない選択(彼女の望む選択)…それを選択せざるを得ない状況に落とし込み始めました。
どっちを選んでも私にとって不利益になるような選択肢しか与えてもらえず、それ以外の提案をすると怒り出すので、争いたくなかった私は結局彼女の与える選択のどちらかを選ぶしかありませんでした。
それがとても巧妙で、
最初は私が勘違いしてるのかな?と思わされるような些細な違和感から始まりました。
些細だけれど、心がもやっ…とするような話し方や誘導をされる事が次第に多くなり、
反応に困るような、試されているかのような発言をされる事が多くなりました。
しかし、私を前にしてる時の彼女はとても親しみやすい笑顔でしたし
内容も、あたかも私の為を思って言ってくれている、
私の為に敢えて彼女はこうしたのだ…と思わせるような説明をしてきたものですから
(今考えるとお間抜けですね…)
モヤモヤが残るものの、強く否定もできず、まぁ…人のうわさもなんとやら…とのんきに構えている内に、
次第にアルバイトさんやパートさん方の態度がよそよそしくなり、
中には攻撃的な態度をとる子も出てきたので、
ある時アルバイトの子たちに聞いてみたところ
例の彼女が、私の前とは全く別の顔を見せており、
私の意図するところで無い事ばかりを周りに言いふらしていたことがわかりました。
そんなそんな…無い事ばかりを言いふらしていたらさすがにみんな気づくでしょう??
とお思いでしょうが、それが恐ろしいところで
彼女の内容は半分本当の事が混ざっていたのです。
出来事、発言、は本当の事。
だけど、その出来事までの過程や、発言の意図するところは説明しないので
聞かされる側は「えぇぇ!そんな事あったらあの人信じられない!」になってしまうのです。
人は、半分本当のことが含まれる話では妙にリアルに感じるらしく、信じてしまうものらしいですね(言い方悪いですが詐欺と似てる)。
しかしこれは私の反省するところも大いにあるのですが、
当時の私はイライライライラしてましたので
時に言葉がきつくなる時もありましたし、
常に頭が興奮状態だったので(とても忙しい職場でした)
よく考えないで不用意に発言したり
冗談のつもりで軽口を叩くことがありました。
なので、その言葉尻をとられてしまったのでしょう。
相手がどう思うのか、の想像力が欠けていたのだと思います。
私のそういう部分に、彼女も思うところがあったのかも知れません。
また、私は自分の感覚に鈍感で、自分がどんなに違和感を感じていても「周りからの評判が良いからあの人はそんな人ではない」「私がおかしいんだ」と自分を否定する癖がありました。
自分に自信がなかったので、声の大きい人に従うところがありました。
なので、そういうところを突かれてしまったのだと思います。
その後、アルバイトの子たちに事実確認をし、私なりの説明をしたところ
「なるほど、そういう事だったんですね」と納得してくれ
それ以降は、以前のように接してくれるようになりました。
また、パートさんたちにも確認したところ
パートさん方は全部を信じていたわけではなかったけど
私と働く時間より、彼女と働く時間の方が長かった
(私は遅番、彼女は早番でパートさんたちは皆早番でした)
ので、変に指摘して働きづらくなるのも困るので敢えて彼女に合わせていた
(私と親しく話すと途端に彼女が不機嫌になるので距離を置くようになった)
…と教えてもらいました。
実際は色々と細かいエピソードがあり、
時間にすると二年間の話なのですが、端折らせていただきました
(説明が難しい…文章にすると「そんなのあなたの人を見る目がないだけじゃない?」みたいな話なんですが、そうなのかもですが、違うのです…本当に…周りからも仕事のできる要領のよい人で通っているが故に、なぜ自分だけがこんなにモヤモヤする対応されるのだろう…??となって、誰にも相談できないし、自分が悪いんじゃないかと思ってしまうのです…)
まぁ、要するに、私の人間力不足でした。
(そして単純すぎました。今もですが…)
だって、どんなに彼女の話の運び方や説明の仕方が上手だったとしても
私自身がきちんと向き合い誠実でみんなに信頼されていたら、はじめからこんな事にはなっていなかったのですから。
いくら彼女のせいだ!彼女に陥れられた!!と嘆いて彼女のせいにしたところで
私自身がイライラして、当時は自分のことを
不幸だと思い込んで生きていたのですから
全部、自分が招いた結果なんだと今は思います。
事実確認をし、みんなの誤解を解いた後も
特に私はそれについて彼女に話をしませんでした。
話をしたところでまた彼女にいい様に丸め込まれて、もやっとした気持ちだけが残ることが分かっていたので何も言いませんでした。
言わなかった私をどう解釈したかわかりませんが、
その後も彼女は親し気な笑顔で私に接し、私が退職する日にはハグをして別れを惜しみました。
ハグをされた瞬間、私はゾッと鳥肌が立って「こんな人間がいるんだ…」と心底恐ろしかったです。
あの時の身体の芯が凍り付く感覚は、今でも覚えています。
その後、彼女がどうしているかはわかりません。
私が転勤でいなくなった後、店長がうつ病を患い退職され、
一時お店は壊滅的な状態になったそうで、
パートさん方もみな退職され、
アルバイトの子たちも皆就職のため卒業してしまいました。
最後の子の話では、彼女はまだ残っていたそうです。
あの当時は、あの人のことが怖くて気持ち悪くて
テレビで彼女に似ている歌手の方を見るたびに
いやな動悸が収まらないほどでしたが、
あれから六年経ち、だいぶ遠い所から眺められる自分になると
彼女に対し、違った見方が出来るようになりました。
それについては、彼女のプライベートな事情もあるのでここで書くのは控えます。
でもきっと、そうだったんじゃないかな…と想像します。
それが違っていてもいいです。
私が納得できたので、それでいいんじゃないかな、と思います。
6年前は、
なぜあんな事をするのか?という疑問と
彼女に対する恨みでいっぱいだった心が、千葉で癒されたことにより
手放せる自分になれました。
もう彼女の事を考える事は無いと思います。
考えないで済むようになったことが嬉しいです。
憎しみと「なぜあんな事をされなくてはいけなかったのか」という疑問でいっぱいだった時、彼女の特徴を羅列して検索した時期がありました。(我ながら恐ろしすぎる)
その時「フレネミー」「カバートアグレッション」という言葉を知りました。
「フレネミー」「カバートアグレッション(略してカバート)」はそれぞれ
日本語で「友だちのふりをした敵(フレンド(友だち)&エネミー(敵))」・「隠された攻撃性」という言葉が示すとおり
友だちのふりして親しげに近付き攻撃してくる人、悪意を隠して攻撃し相手の心を操ろうとしてくる人の事を指します。
巧みに周りの人に気づかれないように対象者だけに心理的攻撃を仕掛けてきます。
①親切そうなふりして近付き攻撃してくる
②平気で嘘をつく
③相手に罪悪感を与えるのがうまい
④自分に落ち度があっても正当化する
⑤口がうまい(誘導がうまい)
⑥急に怒り出す
色々ありますが、私が思う特徴は以上です。
特に、善意を装って攻撃してくる①とコミュ力が高い故に色々とこちらの事を話し過ぎてしまい、結果、いい様に使われる道具にされる材料を与えてしまう③と⑤は注意が必要だなぁ、と思います。
一見、本当に良い人なんです。
そして一見、相手の為を思ってしているように見えるんです。
でも一緒にいると、自分に不利な状況に陥ってしまう。
だけど人当たりがよくて周りからの評判も悪くない。
自分だけが違和感を感じる。
だからわかりづらくてモヤモヤする。
そういう人間とそれまで関わり合うことが無かったので、このことはとても勉強になりました。
彼女を「フレネミーだ」「カバートだ」と言ってしまうのは違うのかも分かりませんし
失礼なことだとは重々承知していますが、
自分の過去の整理のために、名前を付けて、今後は気を付けたい題材にさせていただきました。
参考までに動画を貼っておきます。
こちらの本も参考になりました。
以上で、この話はおしまいです。
さて最後にイラストです。
夏らしさ!リベンジ!!&新しい塗り方!を試してみましたが
なんだか違う感じになってしまいました
精進ですね…
向日葵と麦わら帽子と白いワンピースと少女、大好物です(笑)
髪の毛と瞳とヒマワリを塗るのが楽しかったです
夏はいいですね。
それでは、
今回も長い話にお付き合いくださりありがとうございました
今日もみなさんの素敵な願いが叶いますように
娘犬もすっかり元気になりましたので、一応ご報告いたします