先日、本屋さんで辻村深月さんの新刊を購入した際、

おつりの千円札が受取トレーに残ったままだったみたいで、

本を受け取り外にでたところ、

店員さんに「お客様!おつり千円残ってますよ!」

とレジから店外まで走らせてしまった…というご迷惑をおかけしてしまいました魂が抜ける

 

親切な店員さん、ありがとうございましたニコニコ

 

たまにこういうポカをしますが、

その度に親切な方々に助けられ、今日も生きてます(笑)

 

どうもありがとうございます昇天

 

 

花

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、

今回は金銭感覚の変化について書こうと思います。

 

私の話を完結したはずでしたが、

色々と書きたいことが出てきたので

もう少しだけお付き合いいだけると幸いです照れ

 

 

花

 

 

私はこの六年前までお金に対してネガティブなイメージしか持っていませんでした。

 

お金は苦労して我慢しないと貰ってはいけない。

お金が好き=卑しい。恥ずかしい事だ。

株や投資信託などは博打のようなもので、悪いことだ。

働いても働いてもお金は出ていく一方だ。

どうせ貯めたって私にはお金は残らない。

お金は家族の為に使わねばならない。

旅行や娯楽という自分の楽しみの為にお金を使うことはいけないことだ。

 

…こんな風に思っていました。

今振り返ると、全部親からの刷り込み(&認知の歪み)だったことが分かるのですが、

当時の私は本気でそう思い込んでいたのです。

 

夫と結婚しても、実家の家族の為にお金を使ってばかりいました。

そんな私に「君が稼いだお金だから君が納得するように使えばいい」と

何も口出しせず、不機嫌にもならず、

むしろ大きな金銭がかかるときは協力までしてくれた夫の懐の深さに

感謝してもし切れません。

本当はもっと旅行したり遊びにいったりしたかったはずですが

そんなことひと言も言わず、毎日を静かに穏やかに見守ってくれたこと、一生忘れません。

 

今の心境からは考えられませんが、

当時の私は働けば働くほどイライラし、怒りやすい人間でした。

怒るというのも、一人で勝手にカッカして、一人で勝手に焦って、一人で勝手に自滅して、

イライライライラしていたのです。

怒鳴ったり嫌味を言ったりはしたくなかったので(両親の嫌な部分を絶対にしたくなかった)

夫や犬たち(当時は二匹犬がいました。五年前一匹は亡くなりました)にはしませんでしたが、

イライラした空気と不機嫌そうな表情はしてたと思うので、

本当に申し訳なかったです。

 

結局、


口にしないだけで、自分の不機嫌をばら撒き、周りを委縮させたり嫌な気分にさせてしまっていた…。


あんなにしたくなかった両親にされて嫌だった事を、大事な自分の家族にしていました。

 

働けば当然、入ってくるお金は多くなるのですが、

何故かいつもお金は残らず、自分の為の貯蓄は少ししかありませんでした。

その事もイライラする理由でした。

今、これを書いてるのを見てるだけで「なんとまぁ…酷すぎるな自分」と呆れるしかないのですが

本当に、勝手に色々抱え込んだくせに、勝手にパンクして自滅して荒れてたんですね。

よく夫も犬たちも愛想を尽かさなかったな…と思います汗うさぎ

 

昔の写真を見ると、とてもキツイ目をしていて、

「え?こんな顔してたっけ自分??」と驚きます。

小学校~高校時代は「死んだ魚の眼」をしていた自分が

社会に出てからは「絶対に近づきたくないキツイ目」をしていました。

今は?と思われるでしょうが、夫曰く「穏やかな目」になったそうです(笑)

私も、我がことながら、目がずいぶん変わったなぁ…と思います(苦笑)

 

そんな私が六年前を境になぜ変わったのか??というと、

六年前に千葉に引っ越し、とてもよい職場と人間関係に恵まれたからでした。

 

千葉での職場は、社員とパートの仕事の割り振りがきっちりと分かれていて

(それまでの職場は仕事の境界が曖昧で、気づけば社員の仕事を抱え込み、イライラしていました)

社員さんたちはみな年下でしたが、とても仕事が出来る方々で、私がつい癖で境界を越えようとすると

「いえいえ、これは私たちの仕事なので大丈夫ですよ!」と笑顔で教えてくださったのです。

その時になってようやくでしたが、私は全部を自分でやらなくても良いのだ、と気づくことが出来ました。

今も曖昧ではありますが、私は境界線を引くということがわからない人間で、

なんでも抱え込もうとする癖がありました。

その思い込みから、この時になってようやく解放されたのでした。

 

パートさんたちも、みな個性的でしたが、それぞれの良さが際立っていて仲が良く、

何かトラブルが発生しても、誰かが誰かをサポートするチームワークが抜群で

いつも笑いの絶えない職場でした。

(新卒で入ったカード会社以来の、とても良い職場でした)

 

そこで出逢った二人の先輩がとても人間力のある方たちで、

個人的な話をよく聞いてくれ、そのうち一人は精神科の傾聴ボランティアをされていた方だったのですが(職場は医療関係でした)

とても聞き上手な方で、カウンセリングのようなものをよくしてくださいました。

千葉に来る前の職場で実はとてもつらい、寂しい体験をし、人間不信気味になっていた私は

お二人のおかげでとても癒され、また人間の事を好きになることができました。

 

この職場で、他人に頼ることの心地よさ、安心感、を感じ続ける内に、

自分の中の頑なだった部分がほどけていくにつれ、

あんなに毎日イライラした気分が、消えていきました。

 

そして、イライラが消えると、不思議とお金が手元に残るようになりました。

 

実家への送金は変わらずだったにも関わらず、なぜ残るようになったかというと

イライラのストレス解消に無駄遣いしていたお金が残るようになったからでした。

 

結局、なんやかんやと無駄遣いしていたのです。

自分の為にお金を使ってはいけない…と信じていたにも関わらず、

なんだかんだと買っていたのです。

これは必要なものだ、と自分に都合のよい言い訳をして色々と浪費していたのでした。

 

はぁ…呆れます。

夫に申し訳ない…泣

 

あまりにも矛盾した行為なのに

自分では気づかないのです。

本当に、なぜあぁなってしまったのか…

自分のことながらわかりません。

 

お金が残り、少しずつたまり始めると

不思議とお金に対して素直でポジティブな気持ちが生まれてきました。

 

お金はあると幸せになる。

お金が好きなことは良いことだ。

私はお金を貯めることが出来る人間だ。

株などでお金を増やすのは大切なことだ。

お金は苦労や我慢しなくてもう、受け取って良いものだ。

(相続や人からの謝礼を受け取ることに否定的だったものが無くなった)

お金は自分の為に使っても良い。

家族への支援はできる範囲でやれば良い。

(自分をすり減らしてまで支援をしなくてもよい

 

 

自然とそう思う自分になっていました。

 

今はお金が大好きです!!(笑)

 

と、今では声を大にして言えます(笑)


お金さんありがとうニコニコ

あなたのおかげで、毎日生きていけます。

家族も幸せでいれます。

本当にありがとうございます飛び出すハート

 

 

私は一生お金が貯められない人間だと思っていましたが、

ようやくまとまった金額を持てる人間になれました。

人間、変わるものですね(笑)

 

よき出逢いに感謝します。

千葉に来なかったら、いまだに貯金も出来なくて、イライラしながら生きてたかも知れません。


色んな方に助けられて生きているのだなぁ…と

毎回言ってますが、しみじみと、そう感じます。

 

ヒマワリ

 

 

さて、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

 

最後にイラストを置いて終わりにしようと思います。

夏っぽい絵を描きたいなぁ…と思って描いた女性ですが

動きが感じられず、やっぱり自分の想像だけで描くと駄目だなぁ…と実感しましたショック

 

個人的にオレンジメイクとショートカットの女性が好きです(笑)

さりげなくスイカのイヤリングを足して夏感を無理やりだしてみました爆笑

 

 

ではでは、今日もみなさんの素敵な願いが叶いますように…ヒマワリ

 

楽しい夏休みをお過ごしください!!カキ氷