大学3〜4年生の頃、発掘調査事務所でアルバイトをしてたときのお話。
エジプトのミイラとか、中国の兵馬用とか、埴輪とか古墳とか、土からスゴいもん出てくるの、ロマン感じちゃうタイプ
きっかけは、同じ学科(歴史学科)の知人から
「土器洗いのバイトあるけどやらね?」
と連絡が来たことから始まる。
どんな仕事なん?
土器洗いとは、掘りたてほやほやの土器(※)についた土を水洗いするお仕事です。
(※) 厳密にいうと土師器?っていうのかな?よくわかんねーから以後、土器で統一させて笑
土器の表面に制作時に指で撫でた形跡があるから、それを消さないようにブラシで優しく叩いて洗うんだ。
ちなみに、こすって洗うのはNGなの。指の形跡が消えちゃうから。こすったら秒で終わるところ、何倍も時間をかけて叩いて洗う。
洗ったら、くっつける
洗って乾かしたら破片と破片をくっつけるよ。
これめっちゃ楽しい。
土器ぽいもののほかに、陶磁器や瓦もあって、陶磁器だとパズルみたいにピッタリはまるから、快★感なんだな〜。
瓦は独特の匂いがしたな〜。
図面に描く
最後は、乾かしてくっつけたブツを図面に描くという作業。
意外にも絵心は必要ないのです。
細かい事が平気か否か、それが重要。
このステップに入ってから「細かすぎて無理〜」と、ほとんどの人が辞めていったから、この時、
私は、細かい事が好きな人間なんだなぁと実感が湧きましたね。
後編へつづく


地味すぎる土器バイト生活を送ること数ヶ月。
まさかのイケメン新メンバー現る。ざわ・・
挙動不審な心のうちを
イラスト付きでお送りします

coming soon