収納のおはなし③ | はなの花 ~おひさまの気持ち~

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前向きをモットーに生きる 子育ての話*長男はADHD*
☆岩手の整理収納アドバイザー☆ちょっとDIY☆時々MUSIC♪病気のこと 色々な話。

こちらの記事は整理収納アドバイザーのブログ FEEL FINE & SMILE からの連携記事です。

お越しくださいましてありがとうございます。

 

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6月に入り、近頃暑い日も増えてきましたが、夜から朝にかけては寒い日もあったりで体調を崩しやすいのでお気を付けください。


また、新生活にも慣れ始めたころで、知らず知らずのうちに「疲れ」や「ストレス」なんかも出やすい時期かと思いますので、リラックスして時には自分を甘やかしてくださいね。


さて、収納のおはなし③です。

収納のおはなし①では

・立てる

・管理できる量

収納のおはなし②では

・分けてまとめること

・収納用品や収納場所に合わせないこと


といった内容でした。

もしよろしければご覧ください。


定位置を決めよう


これは過去のブログ記事の中でも、何度か書いたことがあると思います。


片付いていない場所の特徴のひとつとして、

「定位置」は決めているようで、決めていない

という事が考えられます。

 

使ったら戻す

が基本ですが、その戻す場所が戻しにくい場所戻すために何度か手間がかかる場所

しかも、またすぐに使いそうなものだと戻すことが無駄なような気がして

「また使うからとりあえずここに置いておこう」

というようなことありませんか?

また、大体はこのあたりに置いている・・・というような曖昧な感じでは定位置とは言えませんね。

こっちかそっちかあっちに置いている・・というのも「定位置」とは言えません。

 

モノの住所をモノの使い方に準じて決める

ただそれだけで、モノは片付きやすくなります。

さらには、お宅に表札を付けたり、会社に看板を掲げるかのように

モノの置き場所にも、表示をしてあげるとモノは片付きやすいでしょう。

初めて訪問するお宅や会社に表札があると、その場所がみつけやすいのと同じです。

収納の場合は「ラベリング」と言います。

テプラなどを使用したりするのも良いですが、手書きでも味がありますし

かわいいやシンプルなど、自分にあったこだわりで作るのも楽しいでしょう。

もちろん、「わかればいい」というこだわりでもいいと思います。


とくに、モノを使う人が一人ではない場合、家族が共有するモノだったり、会社のモノの時は

そういう表示があることで、「探す」という無駄な時間を生みません。

表示があるだけで「この辺」と伝えれば、あとは表示見ればいいということになります。


例えばこうです。

はさみってどこ?」

◆ラベリングをしていない場合

「リビングのサイドボードの引き出しの左から二番目の一番下だったと思うけど?(ちょっとくどい上にあやふや)」


◆ラベリングをしている場合

「リビングのサイドボードの引き出しに書いてあるから」


例は極端ではありますが、そういう場面でさえスムーズに事がすすみます。

お子さんがいるご家庭でもとても効果的です。



共有するものに限らず、自分だけが使う場合(一人暮らしなど)でも、表示をした方が片づけやすい

という事が言えます。


引き出しの1番目にはこれとこれ、2番目にはこれ

というように、収納場所を決めるときはすんなり決められたりするものですが、

実際に使う場面でどこに入れたかを忘れてしまい、引き出しを全部あけて探したり、それを使い終わったときには、1番目も2番目も考えずに引き出しを開けてしまったとすると

また次使う時も同じ「探す」という動きをすることになってしまいます。


探しモノをする時間は、全く生産性のない無駄な時間です。


限られた時間を大切に使いましょう。

毎日必ず使うモノはそこまでしなくてもいいかもしれませんが時々使うモノ、たまに使うモノには是非ラベリングをして下さいね。


「関連」「等」は避ける


ラベリングの話になったのでそれに関連付けたいと思います。

モノの住所を表示(=ラベリング)する際に是非とも避けていただきたいこと

それが

「関連」
「等」

もっと言えば

「いろいろ」

「~ほか」

など、どんなモノが入っていてもおかしくないような表示です。

確かに種類別にしたときに、似ているようなモノはついそんな表示になってしまうこともありますが

迷う原因となりかねませんね。


先ほどの例に習うとしたら

ラベリングが

「文具関連」
「工具類」
「雑貨、他」

とあったとしたら、どの引き出しにはさみが入っていてもそこまで変ではないですよね。

その収納の大きさや形にもよりますが、できればストレートな表現でグループ分けが出来ればいいと思います。


これってパソコンのデータ管理や書類のファイル管理にも言えますね。

フォルダやファイルにまとめる時に、どういうグループに分けるにしても「関連」や「など」となっていると

あっちだったかな。こっちだったかなと迷う場合も考えられます。


全く使うなとは言いませんが、なるべく使わないことが、片付け上手へと通じます。


少しずつでも、是非実践してみて下さいね^_^


岩手の整理収納アドバイザー瀬川忍でした(*´∇`*)