CNNは、ベネズエラが石油をジャマイカに売ってその代わりとして、
医薬品・食料品・建築資材・農業用資材を買いつけたと報じています。
即ち、物々交換を行っているのです。
ベネズエラのスーパーマーケットでは、日用品を売っている棚が空いており、
購入するのに数時間待ちという状況になっているとされており、
石油産出国でありながら経済が破たんしているのです。
では原油を売ったお金はどこに消えているのでしょうか?
借金の返済に回ったり、闇に消えたり、
公務員の給料等に消えたりしているとされており、
国民には恩恵がいっていないのです。
今、ベネズエラは、国際金融市場ではいつデフォルト宣言してもおかしくは
ないと言われており、今再度原油価格が下落してきている中、警戒感が
強まっていると言えます。
AFPより転載---
【6月14日 AFP】1キログラムのパスタでオムツ1袋、小麦1袋でシャンプー
1本を手に入れることができる。
生活用品が不足にあえぐベネズエラの人々は、
買い物の原点といえる昔ながらの物々交換方式に回帰を始めた。
ただし、交換にあたっては21世紀らしくワッツアップ(WhatsApp)や
フェイスブック(Facebook)、インスタグラム(Instagram)といった
交流サイト(SNS)が利用されている。13日撮影。(c)AFP