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下の記事では伊豆大島で“半年以内に震度5以上の地震が起こる

可能性は非常に高い”ことが指摘されています。

また、“ここでひとたび地震が起これば、

首都圏への影響は非常に大きい”として、

その例として“伊豆大島近海が震源だった5月5日の地震では、

大島が震度2だったにもかかわらず、

千代田区では震度5弱”を記録した事を上げています。

そして千代田区と言えば、以下のような土地柄です。

『国会・首相官邸・中央省庁・最高裁判所などの三権を

はじめとする日本の首都機能、主要政党など国家権力の中枢が

千代田区に集中し、日本の立法・行政・司法の中心である。

区内の永田町、霞が関といった地名は国会議員や官僚の代名詞である。

丸の内や大手町、日比谷は都市銀行(メガバンク)の本店や

全国紙の新聞社をはじめ、大手製造業や大手総合商社などの

巨大企業の本社が集結している。(Wikipedia)』

大災害は国の指導者の愚かさが引き寄せるとのことですが、

自業自得の危機が迫っていると言えるかもしれません。

“指導者の愚かさ”については山本太郎氏の

永田町恐怖新聞も参考になります。


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「9・16震度5」的中の東大名誉教授が予測する「次の危険」
NEWSポストセブン 14/9/19


関東甲信越在住の週刊ポスト読者はその大きな揺れとともに、

同誌前号(9月8日発売)で警告を発していた「測量学の権威」

の慧眼に驚いたのではないか。
 
同誌が特集した「2014年後半『大地震の予兆』マップ」では、

村井俊治・東京大学名誉教授の分析をもとに全国の警戒地域を掲載した。

村井氏が実施する「MEGA地震予測」は、

全国約1300か所にあるGPS測定システムの異常変動

(4センチ超の地表上下動)をもとに大地震の発生を予測するもの。

村井氏は北関東から甲信越、飛騨地方での異常変動を踏まえ、

《半年以内に震度5以上の地震が起きる可能性がある》と指摘した。
 
そして9月16日午後0時28分、栃木・群馬・埼玉で震度5弱を

記録する地震が発生した。

北関東は地震学者からは警戒の呼びかけがほとんどない

空白地域だったが、なぜ村井氏は的中できたのか。
 
「今年2月に2回、飛騨・甲信越地方で大きな一斉変動が起きた際、

栃木、群馬、埼玉でも異常変動が起きていました。

その後、8月半ばに栃木、群馬、長野、岐阜で5センチ超の

異常変動が記録されています。

そこで9月3日にメルマガ予測で『要警戒』地域として

呼びかけました」(村井氏)
 
村井氏が栃木県や群馬県を警戒地域とするのは

今年初めてだったが、

「異常変動と地震発生の因果関係からすれば極めて

危険と判断し、飛騨・甲信越と併せて注意を促す

ことにしたのです」(村井氏)という。

では、北関東は今後も警戒地域なのか。
 
「飛騨・甲信越・北関東のどこで地震が起きて

もおかしくなかった。

今回の震源は約50キロと深く、

揺れも広範囲にわたりましたから、

一旦、溜めこまれたエネルギーは放出されたと考えられます」

(村井氏)
 
北関東と同様の異常変動は宮崎県から四国、

和歌山県までの南海地域などでも観測されているが、

特に村井氏は伊豆半島から南北に広がる地域に注目する。
 
「7月以降、伊豆半島の南に位置する伊豆諸島の大島、

三宅島、小笠原諸島の父島、母島、さらに北側の

神奈川県内に異常変動点が広がっている。

これらの地域は引き続き注意が必要です。

半年以内に震度5以上の地震が起こる可能性は

非常に高いといえます」(村井氏)
 
過去、村井氏が東日本大震災をはじめ、

大地震の発生を次々と的中させてきた事実は重い。

地震学者からは「部外者」として疎まれる存在だが、

阪神大震災も東日本大震災も専門の学者が

見落とした空白地域で起きた。

地道な実績の積み重ねを軽視してはならない。


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地震的中の東大名誉教授 伊豆大島、厚木他の異常変動に注目

livedoor NWES:NEWSポストセブン14/9/17


「測量学の世界的権威」で東大名誉教授の村井俊治氏は、

全国で約1300あるGPSの電子基準点のデータを追跡して

地殻の微少な変動を計測し、

地震の「前兆現象」をとらえている。

村井氏は驚くべきことに、5月5日以降、

計4回発生した震度5以上の地震をすべて的中させていた。

村井氏は報告が上がった最新6週間(7月6日~8月16日)の

電子基準点の異常変動に注目する。

首都圏・東海ゾーンで異常変動が集中しているのが

静岡県、神奈川県である。

特に静岡県東部の伊豆半島から、伊豆諸島の大島、

三宅島南島に異常変動点が連なっていることに

村井氏は注目する。

小笠原諸島の父島・母島でも4センチ以上の変動が記録されている。

「父島・母島まで異常変動の範囲が延びてきたことで、

大地震の可能性はより高まっている。

この南北に分布する複数の電子基準点の中央部に

位置する伊豆大島近海には特に警戒が必要です。

ここでひとたび地震が起これば、首都圏への影響は非常に大きい。

都心部は地盤が緩いため、震源が遠くても震度が大きくなるためです。

実際、伊豆大島近海が震源だった5月5日の地震では、

大島が震度2だったにもかかわらず、

千代田区では震度5弱を記録した。

多くの人は都心部の地下を震源とする『首都直下型』を

心配しますが、伊豆諸島で大規模な地震が起これば、

同じように危険なのです」(村井氏)

首都圏・東海ゾーンにはもうひとつ懸念がある。

神奈川県内の厚木、湯河原、大井といった基準点で

大きな変動が見られることだ。

「近年の研究では、関東大震災の最初の震源が大井

近くだったとされている。

首都圏全域に大きな影響を及ぼす大地震の兆候で

ある可能性は否定できない」(村井氏)


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