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将来想像力を持ったコンピューターが出現するようになり、

おそらく私たち人間は、

そのコンピューターに意識や感情を認めざるを得なくなると思います。

そうなった時、人間の価値は何なのかは、かなり問題になるように思います。

すでに作曲をするコンピューターもありますから、

創造性という言葉の意味から問い直す必要があるかも知れません。

そういう時代になると、生きている意味がなかなか見いだせなくなり、

人生は永遠に謎で、悩みは無くならないように思います。

問いかけるのを止めると、答えはそこにあるように思うのですが。。。

リンク、リーディングカンパニー
http://lrandcom.com/japan_last_chance


1


すぐに行動できなくても、

孫さんのように時代の大きな局面を理解しておくのはものすごく大事だと思います。

孫さんが自信を持って断言するように、

日本がモノづくりで競争力を取り戻すことはほぼなく、

アジアを中心とした第二次IT革命(モバイル)に滑り込みこむことが、

日本が復活する最後のチャンスになるかもしれません。


2
モバイル革命は日本に残された最後のチャンス


日本が現在活気を失っている理由は、産業革命の末期にさしかかっており、

成熟産業は人口が多く賃金が安い国にどんどん流れていってしまいます。

孫さんは次のようの述べています。

「自動車のエンジンの速度はここ10年で1.1倍しか速くなっていませんが、

インターネットの通信速度は750倍、CPUの速度は500倍になっています。

アジアを制するものが世界を制する。

モバイルを制するものがインターネットを制する。

もう1回だけ、最後のスタートラインの仕切り直しです。」


3
これが最後のチャンス


歴史を振り返ってみると、産業革命はイギリスから始まり、

アメリカに移って、それから戦後の日本に受け継がれていきました。

第一次インターネット革命はアメリカから始まり、

現在アジアにシフトしつつあります。

日本人がどんなに終電まで働こうが、

労働力の量でも人口の数でも他の国には敵いません。

「日本の現在の教育は暗記7割で、思考が3割です。

僕はこのバランスを逆にすべきだと考えています。」(孫正義) 


5
生産性だけで考えれば、人口が多い国の方が絶対に有利


これは企業内でも同じことが言えるのではないでしょうか。

現在、モノを安く早く作る、効率性重視の仕事が7割、

創造性重視の仕事が3割のバランスを逆にすることで、

一時的に売上は下がるのかもしれませんが、

中期、長期的に考えれば、必ず新しい市場開拓に繋がります。

忙しく世界を駆けまわるのも起業家の仕事の一つですが、

美味しいコーヒーを飲みながらゆっくり頭を働かせるのも

立派な起業家の仕事なのではないでしょうか。


4
コーヒーを飲みながら、常に頭を働かせるTwitterの創業者たち


スティーブ・ジョブズは

人間にしかできないクリエイティブなことにもっと時間を

費やせるようにと、

コンピューター開発を始めたと聞いたことがありますが、

良くも悪くも人間には「生産性」よりも

「創造性」が求められるようになりました。

日本に残された時間はそれほど長くはありません。



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