サラリ~ウーマンのマタニティライフ 

サラリ~ウーマンのマタニティライフ 

外資系企業でエクゼクティブ秘書として働いて早数年。キャリアも積みたいされどマタニティライフも楽しみた~い★ 

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オフィスを去っても、ずっとわたしの行く末を気にしてくれていたニール。

みんなで作ったサインボードを届けに行ったら、案の定、そんな話が始まった。

「彼女はそういう人だから、離れて違う部署に行く方が君も家族もハッピーだよ」

と、他の役員の秘書になることを勧められ、

「僕は君が有能な秘書だってわかってるんだから、それで十分でしょ」ってウインクされた[みんな:01]

相変わらず優しくてお茶目な彼に、またもや励まされてしまった。

わかってるのだけど、どうにも気持ちが切り替えられないのよ、ニールくん。

GMも先輩秘書も同じ部署の仲間たちも、みんなと息のあった仕事ができていたのに残念だし寂しくて仕方ないのよ。


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10年後、20年後の自分を思い描いてみようとする。

うまく描けない。

今までがそうだったように、大体の働く人がきっとそうであるように、仕事によって精神的に満たされたりそうでなかったりを繰り返し繰り返し、時を重ねていくのかと想像する。

ぞっとする叫び

それはとても不幸な絵のように見える。

仕事は人生のオプションであって、愉しく生きるためのおまけ。

働くことは好きだし、自分にとって十分に生きる糧でもあるけど、うっかりのめり過ぎてオマケの枠から飛び出して仕事をとらえると、人生は一気につまらなくなるような気がする。

現にこうやって毎日職場での出来事に打ちひしがれていると、楽しいはずのコウやチュンさんとの時間が、"仕事のための"息抜きになってしまう。

危険。

仕事に振り回されて年老いていく人生なんて愚の骨頂[みんな:01]

って思ってきたのに。

チュンさんが気分転換にと、久しぶりに少し長いドライブで買い物に連れだしてくれた。

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そんな気遣いさせちゃってかたじけない手裏剣

母は強くたくましく[みんな:02]



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とてもとても嫌なできごとがあった日。

耐え難くて身体が分散しちゃうんじゃないかと思った。

でも。

コウとお風呂に入って、コウを抱っこして、美味しそうにご飯を食べるコウを見て。

この安らかな寝顔を見ていたら、ざらざらしていた気持ちが少しなめらかになったような気がする。

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気持ちの大半を占めてた薄黒いのが、潮が引けるみたいに消えてった。

今日もコウに救われた[みんな:01]



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