「がんばれ!ベアーズ」好きな人いますか?

先日「サウンド・オブ・ミュージック」の話を載せたところ、「自分も好きだよ!」というコメントをいただきました。
やっぱり名作は時代を越えてファンがいるんだなと、とても嬉しかったです。

そこで今回は「これ好きな人いますか?」シリーズとして、もうひとつ紹介したい映画があります。

それは―― 『がんばれ!ベアーズ』(The Bad News Bears)。

1976年公開のアメリカ映画で、日本でも当時かなり人気がありました。
ウォルター・マッソー演じる冴えない中年コーチと、落ちこぼれ少年野球チームの奮闘を描いた作品です。
いわゆる「スポ根映画」とは違って、コメディタッチで描かれているのが魅力。
ただ笑えるだけでなく、子どもたちそれぞれのバックグラウンドや葛藤も描かれていて、意外と深いテーマを持っています。

また、今見返すと「多様性」という観点でも面白い作品です。
当時のアメリカの価値観や時代背景が色濃く反映されていて、子どもたちの会話やチームの雰囲気から70年代アメリカの空気感が伝わってくるんですよね。
その一方で、普遍的な「チームワーク」「挑戦」「成長」というテーマがしっかり描かれているからこそ、今観ても新鮮に感じられるのだと思います。

ものすごく古い作品ですが、笑えて、心に残る名作です。
『がんばれ!ベアーズ』、好きな人いますか?