記者: ダグ、望んでいた結果ではなかったと思いますが、今夜はここ数試合よりも「戦う姿勢」が感じられたのではないでしょうか?
ダグ・クリスティーHC: ああ、競争のレベル、そして我々が求めている基準という点では、間違いなく以前よりずっと良くなっていた。相手は平均13本のオフェンシブリバウンドを奪うチームだが、今夜は5本に抑えた。我々のターンオーバーも10回で、そこからの失点は9点。良い部分は多々あったよ。「道徳的な勝利(負けても得たものがあるという考え)」を求めているわけではないが、一歩ずつ、競争のレベルが上がっているのは確かだ。それこそが今の我々に必要なことなんだ。
記者: ここ数試合はボールの動きが停滞していましたが、今夜はよく回っていました。コーチはディフェンスを重視されますが、オフェンスも格段に良く見えました。何か対策をしたのでしょうか?
ダグ・クリスティーHC: そうだね、特に2人のビッグマンの連携についてだ。私がよく使う言葉は「継続性(コンティニュイティ)」だ。一人がアクションを起こせば、それに連動してボールが動く。ボールを動かし、人も動く。それが本来の狙いだ。そうすることで、もう一人のビッグマンもアクションに加わることができる。コート上で二人がタンデム(二人三脚)のように動き、状況を読み合うことが重要なんだ。時折アイソレーション(1対1)に頼りすぎて、この継続性が失われると、ボールの動きが止まって理想の形ではなくなってしまう。
記者: デマー・デローザンの今季の平均得点は例年より4点ほど下がっていますが、シュート効率は高く、スティール数はキャリアハイを記録しています。このキャリアの段階で、ボールを長く持たずともこれほど効率的にプレーできていることをどう評価しますか?
ダグ・クリスティーHC: スティールに関しては、ギャンブル的な守備でない限り高く評価している。彼にはディフェンス面でも積極的に関与するよう求めてきたが、実際に彼がそのエンドで戦っている姿を見るのは素晴らしい。誰にでもミスはあるし、抜かれることもあるのは分かっている。だが、彼のディフェンスへの努力を愛しているよ。オフェンスで彼が何者で、何ができるかは周知の通りだ。彼は最高級の「アサシン(暗殺者)」だからね。それ以上に、守備で競い合い、集中力を切らさない姿勢には、最大限の敬意を払いたい。
記者: 第4クォーターで流れが悪くなった要因として、どちらの側面が気になりますか?
ダグ・クリスティーHC: 3ポイントが10本中0本だったから、オフェンス面だと言うのは簡単だ。だが、やはりストップ(守備で止めること)が必要だ。相手に1クォーターで30点も取られてしまったからね。私としては、ディフェンス面を見直したい。「ファウルをせずに守り切ること」は我々の信条の一つだが、ジャンプシューターにファウルしたり、バスケットカウントを与えすぎたりした。ファウルするなら徹底的に、肩より上にボールを上げさせないくらいのフィジカルさでフリースローラインに送るべきだ。相手は嫌がるだろうが関係ない。もっとフィジカルに戦うべきだった。だから、課題はディフェンス面にあると考えている。