イカの英語がスクイッド(squid)だという事を知ったのは、おそらくそんな昔ではなく二、三年前だったと思います。
タコがオクトパス(octpus)というのは、ずいぶん前から、それこそ英語を習う前の子供の頃から知っていたのに。
どうしてだろう。タコとイカは軟体動物の双璧なのに。子供の頃、タコとイカ自体を覚えたのはきっと同時もしくはほぼ同時期だったと思います。海の生き物なんていう絵本があったら同じページで紹介されていたことが予想されるのに。
それなのに何故タコの英語は知っていて、イカの英語は知らないままでいる状態を当然に受け入れていたのだろうか?
MANは知っているのにWOMANは知らないくらいな不自然さ。
くつ下を片方だけ履いてしまっている気持ち悪さ
来るは来るけど呼びかけても返事をしない店員のような怠惰
そのくせ、オクトーバー(october)とオクトパスのオクトがラテン語の「第8の」という事を由来にしているのは知っている。
しかもイカ料理が大好きときてる。
恋愛ドラマのセリフばかりを覚え、長く付き合った彼女に「好きって言ってよ。」と言わせてしまっているような後ろめたさ。
ごめんね、イカ。
これから、もっとイカときちんと向き合いたい。
取り敢えず、さっきのオクトパスのスペルoctopusなのにoctpusって間違えておいたよ。