一軒目の婦人科で、血液検査の結果、ピルを処方された。
そのピルを飲むと、ツワリのような気持ち悪さがあって私は嫌いだったが、そのおかげで生理は来た。
毎月これを繰り返すのは、嫌だと思って漢方薬を試すことにした。
通院してる時に先生が
「排卵した〜?」
と毎回聞いてきた。私は基礎体温をつけていなかったので、排卵したかどうかわからなかった。
そのうち、このやり取りに嫌気がさして病院を変えてみることにした。
2軒目の婦人科で、再度血液検査をして1軒目での経緯を話した。
結果、ホルモンバランスが崩れていること、この数値は早期閉経と診断できるということ、早期閉経すると骨粗しょう症のリスクが高まることを聞かされた。
生理は子育てに忙しくて煩わしかったから、それでもいいか、と最初は思っていた。でも、骨粗しょう症のリスクが高まる?まさか!昔測った時、私の骨密度は110%くらいだったはず。と、うろ覚えの記憶を巡らせた。
婦人科の帰りに整形外科で骨密度を測ると大腿骨の骨密度は88%だった。
80%を切ったら、骨粗しょう症対策の薬が必要なんだけど、まだ大丈夫。と言われた。
ショックだった。
婦人科の先生は閉経する平均の年になるまでは足りないホルモンを足して、骨密度がこれ以上減らないように気をつけていこう。と言われた。
ホルモンを足すには、塗り薬・貼り薬があるらしい。
私は貼る方を選んだが、またこれが合わなかった。
貼って少し経つと動悸が激しく、心臓のあたりがチクチクと痛んで、私は怖くなった。
先生に相談したら、そんな副作用は無いはずなのだけど、と首をかしげた。
でも。げんに私は具合が悪い…。
そして、また
婦人科を変えることにした。
と春からはじめて、