大量出血から一夜明けての話。


夜中に何回か下腹部の痛みで目が覚めるも、
朝には鮮血は出なくなりました。


ただ、ティッシュでふくと、
そこそこの量の茶色い、黒い血がべっとり…。


鮮血じゃない=最近の出血ではない=出血は止まった
となけなしの知識でなんとなく理解できたので一安心…


身支度をして、朝イチでクリニックに電話すると
見て頂けるとのことだったので
念のためタクシーでクリニックへ…


クリニックについてからも
昨日の救急ダイヤルで言われた
「もしかしたら明日か明後日には出てきてしまうかもしれません」
の言葉が何度も反復するショボーン



ちなみに救急ダイヤルの方から
出てきたら拾えたら拾ってジップロックに入れてクリニックに持って行き検体検査してもらうと良い
とまで説明頂いていたので、

もうこれ出る前提で説明されてるやん!!

と自分の中でも諦め8割、希望2割と言う感じでした。




そうこうしてるうちに
エコー室に呼ばれました。


担当はお久しぶりの院長。

開口一番、
「紹介状出した病院には連絡しましたか?」
と聞かれる。


「土曜日に貰って昨日出血したのでまだ連絡してません」


と言うと、


「普通は紹介状出したらすぐにそちらに連絡するんですけどね…」


と、この状況でチクリw
ごめんやで、でもかかりつけやったクリニックで見てもらってと言われたんですよ…
そんなやりとりいいから早く見てくれ!という気持ちでいっぱいでした。






そしてエコー。














「胎嚢ありますね。心拍も問題なく動いてます」



良かった、まだ排出されて無かったえーん



中をざっと確認して頂いたらエコーは終わり。
身支度して診察室へ。



先生「出血した形跡が見られるので、止血薬と子宮収縮を抑える薬をお出しします。あと、黄体ホルモンの注射を今日打って帰ってください」


私「この先どうなりますか…?」


先生「胎児由来の出血だとしたら、それは胎児に問題があったということでこの先出てきてしまう可能性が高いでしょう。このまま出血が収まれば問題はありませんが、今の時点ではまだどうなるかは分かりません。来週も見させてください」


私「安静にしたりとか、注意することはありますか?」


先生「生活は通常通りで大丈夫です。この時点でダメだった、いうものは胎児側の問題になりますので。」


という事で、なんとか首の皮一枚つながりました…



その後に看護師さんから

子宮の収縮を抑える薬のダクチル
止血薬のアドナ
を処方され
プロゲステロンデポーという黄体ホルモンの筋肉注射をして終わり。


私「昨日救急ダイヤルで、出す薬はないと言われて何もされなかったんですが色々あるんですね…」

と言うと


看護師さん「見てももらえなかったんですか?それはなかなか冷たい対応でしたねーアセアセ


と同情されるw


まぁでも救急ダイヤルの担当医の方も
不妊治療の院長も本質的にいっていることは同じだと感じました。


この段階で流れてしまうのは受精卵の問題
流れてしまっても生命力が足りなかっただけ
自然淘汰なので気にするな


って事でしょうか。
一見冷たいようなんですが、自然の理。
ART始めてからは何でも医学でできるんじゃないか?とか錯覚しそうになりますが、あくまでも自然現象のお手伝いをしているだけなんだなぁ、と
シミジミ思う…



そして、自然淘汰といいつつ、
薬を出して貰っているので
いささか矛盾も感じております…笑



なんとか無事だったのは喜ばしいのですが
不妊治療をやっていると変に知識が入ってしまっているが故に色々考えてしまう…
これは正しいことなのかなぁ…


うーむ、生命の神秘。


また来週来てくださいと言われたので
この1週間正念場だと思って頑張ります。