ポンコツ日記⑦(7/6丑三つ時)『暗闇と猫を好んで』その2 | ポンコツ旦那と嫁様の日記

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大人の発達障害を自覚したポンコツ旦那と嫁様のつれづれ日記

ドロップアウト中は、日常生活の中で何が出来て何が出来ないかを確認するところがスタートだ。

ここまで五日間、色々な出来る事出来ない事が見えてきた。

総じて思うのは、まだまだ仕事をするレベルには程遠いという現実と、家で暮らす分にはさほど問題なく動けるという微かな希望。

 

一旦立ち止まって、自分を再確認する時期が来たんだと自分に言い聞かせながら、また新しい今日を生きる。

そして、何が出来るかを確認していく。何が出来ないかを確認していく。

先の見えない不安と常に隣り合わせの、気の遠くなるような作業。

でも、嫁様がたくさんの愛で受け止めてくれるから、そこまで絶望せずにいられる。それが何より幸せな事だと思う。

 

夜が明けてきた。

宵闇を、白んだ光が朝に変えていく。

 

大抵の人々は暗闇を恐れるから、夜が明けるのを心待ちにする。

でも、自分は暗闇の方が好きだ。

だって光の下は、見えなくてもいいものまで見えてしまうから。

良い塩梅の優しさが無くて、あまり好きではない。

猛々しい朝日なんてもってのほか。

無理矢理お外の世界に連れ出されてる気がして、そのテンションについていけないの。

 

だから、朝起きたときに曇ってたり雨が降ってたりすると、とても気分が良い。

なんて言ったら良いのかなぁ、雲に覆われた灰色の空から薄っすらと漏れてくる、ぐらいの光の下だと、世界の中に自分という存在が紛れるから気が楽になれるんだよね。

まるで淀みに落ちて眠りにつくときのように、ほわっとそこに存在していられるから、居心地が良い。

 

そして、明るい世界が好きではない理由がもう一つ。

強すぎる光は暗闇さえも消してしまうから、正直なところ信用できない。

 

自分は、暗闇にこそ優しさがあり、影にこそ真実の世界がある、というひねくれた嗜好がある。

だから、陰を見て見ぬフリできちゃうような明るい世界は嫌い。

自分が陰そのものだから、許せないんだと思う。

無視されるのも寂しいし。

 

まぁ、でも陰を愛すからこそ、見えてくるものもあるからね。

そういう所も含めて、ホントに変わり者だと思う。

まるで夜行性の猫みたいだ。

だから、犬より猫派なんだろうなぁ。

 

あぁ、やっと目蓋が少しずつ重くなってきた。

朝日が昇ってくる前に寝ようかなぁ。

でも、ちょうど天気悪いみたいだから寝ちゃうのもったいないなぁ。

まぁ、どっちでもいいや。

 

風に任せよう、自分はやっぱり猫だから。

 

(おわり。ポンコツ日記⑧へ)