辞めてたまるか | あけぼのちょう高橋歯科のブログ
歯科はこれから大変な時代が来ます
 
まず ベテラン歯科医の 引退 廃業ラッシュ
 
昭和30年前後生まれの歯科医は 同級生でも とても数が多かったが 大量に引退 廃業 跡取り無しで廃院増加
 
ワクチンで体調不良 死亡で廃院
スタッフの不足
患者さんの減少も重なる
 
ベテランの歯科医師減少という事は
堅実な技術の歯科医が激減すると言う事
 
親知らずも抜かない?抜けない? 片手落ちな歯科の現状
 
歯科の紹介先の基幹病院でも難しい抜歯が出来るベテラン人員不足
 
何と 難抜歯依頼先の基幹病院口腔外科の抜歯待ちが1ヶ月
 
基幹病院が手一杯で 元医局員の口腔外科出身の開業医に基幹病院が抜歯依頼をしている
 
何と口腔外科が外科処置の外部委託?
 
歯医者の治療難民 抜歯難民が増加
 
本当に若い歯科医は親知らずを抜かない
 
女性歯科大生が男性より多い事にも起因している
 
また 難抜歯は採算が取れないと云う話を聞く
 
抜かないのには 経済的理由もある
 
ベテラン歯医者が嫌になっている根本には 実は保険のオンライン化と複雑化がある
 
歯科は家内制手工業で院長が高齢になると 受付業務をやる事の多い奥様がネット環境に付いて行けなくなる
 
私は既にジジイで とても私だけだと歯科の現状からドロップアウトしてしまうが 20歳離れたベテラン歯科衛生士や受付会計 20歳代歯科衛生士が2名 30歳代1名で何とかやり過ごしている
 
特にあと数年の歯科医人生の為に 重要なのは 実は受付や保険業務
 
今 時代に取り残されて廃業する医院が多いが 諦観だけの医院にはしたくない
 
私 諦めたり負けたりするのがとても嫌いなので辞めません
 
先日も長く来て下さっている患者さんから 先生辞めないで下さい と言われて 死ぬまで続けますと 即答しました
 
だから 質的栄養をモリモリなんですよ
 
精神が朽ちたら仕事辞めますが
精神は絶対朽ちないですね