旅の長〜い日記 | もはやベクトル無しのブログ
あのね🙆
旅に出る前と
旅から帰って来た後で
別人になるわけでは
ないんだよ😃


そんなことは
最初から分かっている
わけでもないから
思い込みも含めて
文字にしてみたんだよ☀️

だって、苦しいから・・

なんてね


はじまり
はじまり〰️


と、かるーくは
出発できなくてーェ

昨日までのと
せめてもの今日中の
家族や家の
町内のルールを
全てこなして
子供達を見送って

はじまり
はじまり〰️

カバン替えたから
車のKeyが前のカバンに!

忘れたく無いものを
全部取るために2回
車から玄関に戻った!
(途中1度はセブンイレブンまで行ってましたけど)

どーせバレるので!

スマートフォンの充電器を
忘れて出たのも含めますが
後々困りますが
それで良しとするを正義にしました(なぜ正義にするかピンと来ない人には後程説明ありますのでしばらくお待ちください)


目指せ、高野山🚗
長距離運転は苦手
やけど
調べると高野山へは
車が色々都合いいらしい!

のでーーー


Go!
(それほどテンション高くはありません)

出たのは朝の9時頃

すでに一抹の不安
なぜかって?
いつも不安だから
これって意味あんの?
ってね。

でも、もー走りだしたから
止まらない方を選ぶ

ナビON
車のナビは上手に見れたこと無いので
「OKGoogle 高野山に、行きたいってね!」

最初にしたことは
いつも通り
ナビを無視!!

とりあえずここまでは
知ってるからってな感じで!


住吉浜から
5号湾岸線へ
快調🎵快調🎵

【ポーン♪道なりに32kmです】

【新しいルートが見つかりました】

       ーはいー(ポチっ)

なんか
ユニバーサルなんとかとか
関空とか
岸和田とか
泉南とか

イメージでは遠いのにね
そんな遠いところを過ぎたのに
まだまだ到着までは1時間以上と
スマートフォン画面にはね

この間に考えたこと
事故死
退屈
お尻痛い
歌おう!

CHEMISTRY(ケミストリー)
大熱唱‼️
「きっと、気付けなーかーぁったー♪」

んなこんなで
和歌山入り
ナビは【次は○○左で〰️す】
            【次は○○左で〰️す】
今まであった料金所が
回収完了とのこと

撤去されてたので
意外とコスト掛からず来れた!
と、共にやはり渋滞も無し!
        なんか良かった🍀

途中
渓谷に刺さった
白い大きな箸
何膳も連なる!
その上の橋を渡りながら
あ〰️
昔ココをバイクで通ったなー
霧濃くて
寒くて
ホンマに死ぬかと思った

本日は快晴なり
しかも
車!

安定😌

そんなこんなで標識にも高野山への表記が!

いらっしゃいませー感

標高1000mの高野山

少しヒヤリとしてきたなー

(きもちいー)

音楽も消して窓も全開
思考も止まる
感じたものや
聞いたものを
咀嚼(そしゃく)して
言葉に直して
考え直し
先に活かす方法を
永遠に考え続け
止めることの無い
僕の思考回路

久々の停止中

何も考えず
五感をfullに活かすと言うよりは

同化するが如くそこにそっと
【ある】だけの
自分・・・

サイコーに心地よい
   誰かに感謝されるより
   誰かの笑顔を見るより
   自分の思うままに出来るより  
   今の自分には
   絶対間違いなく
   心地よい!
   身体の感覚が無くなる
   ずっと痛い首も
    頭も
    足首も
    おしりも
    な〰️んにも感じ無い。

    あ〰️心地よい
           あ〰️心地よい  あ〰️
    あ〰️

どれくらいの時間が経ったやろ

10年以上乗っている
軽自動車は登りに弱い

バックミラーに映る
遠くから詰めてくる車を見て
少し停車

これをきっかけに
感覚が戻る

も少し
も少し
欲しかった

でも、いつ終わっても
後もう少しって思うんやろな

ふと山々の切れ間から
遠くを見てみる
あっ!
だいぶ高いところまで
登ってきてる!

くねくね道になって相当経つもんなー

さっきから
高野山の看板無いなー

気付いて無いだけかな?
いや!
もう一本道
行き着くところは高野山のみやからか!

と、思うところへ
大きな看板!
【良いお詣りでした】的な!
少し違和感
  とりあえずスルー

あと少しで着くね!

見えてきたのが
金剛峯寺第二駐車場

ココに停めましょ

フムフム
そんなに人は多くないかな!?
5月半ばやし
ゴールデンウィーク明けやし

荷物まとめて
リュックを背負い

まずはトイレへ

案の定、車にスマートフォンを充電したまま出てきたから
すぐに戻る

1万円札2枚
五千円札2枚しか
持ってないから
もしお賽銭するなら
困るなー
と思いながら

大きな看板の前に!
えーっと!

えーっと!

えーっと!

あれ?
目的地の高野山!
目的地の?
高野山?

来たよ!
ほんで?

あー!!
昨日寝ながら
高野山の歩き方のyoutubeを見るつもりが忘れてた!

ま!えっか!

なんとなく下調べはしたから
思い出してみよう

金剛峯寺!
そー金剛峯寺って所にいくはずや!
看板には
たくさんのお寺がある!

お寺って人を供養するところで、お墓もあって、
神社って神様を祀(まつ)るところで

はて?
ボクハナニヲシニキタノカナ????

今さらやなー

とりあえず進んで見ましょッ!

金剛峯寺にはすぐに着いた!
このお寺が皆が口々に言う
空気変わる
異世界感?を、感じる?
ってとこかしら?
手を洗う所には
コロナ感染対策で
尺は置いてません!
って!
礼をして心の中でお邪魔します。
門の足元の木は踏まないように、

いざ参らん!

まず(先ず)何も感じ無い

さて!
えっと!

どこに向かえばよろしいかな?
真ん中進む
少し左に目をやり進む

賽銭箱みたいなのと、ろうそく立てとあるけど
いきなりここで五千円札は
ちょっと待ってね、と、
右に進むと内観案内
こちらで履き物を脱いでください!
取り違えありませんように!
、と!
ギシッ!
    ギシッ!と廊下が鳴る

進むと右手に
受付見たいな感じで

御祈祷○○円的な表記が!


内観
     金剛峯寺 1000円
     他、セットで買うと2500円
          (これは五つのお寺の内観で
                               少しお得)
1度お支払して次の方に場所を譲ると目の前に御守りも販売中

4、5人やり過ごして
先程も怪訝(けげん)そうな
顔で僕を見てた1000円を受け取ったお坊さんに
「こちらの御守りもここで買えますか?」
と、聞くと
コクッと頷(うなず)く
「どちらの色にしましょう?」
と、聞かれたので
「オレンジ色をと!」
「3つで2100円です!」
先程五千円札で払ったので
1000円札を3枚
お賽銭も考えると
全部100円玉がいーなー
と思うも
お坊さんの右手に見えるように
用意されてる500円玉に
伸びる手を見る


ここまでで気付く違和感
観光地なので当たり前やけど
英語表記
しかも最近付け替えたような
綺麗なものがあちらこちらに

ま!そらそっか!
お寺って会社で
お坊さんてサラリーマン
まーまー高い山の上に、
綺麗な道に公衆トイレ
大きな停留所に駐車場

それとは別の違和感
何と言うか
異世界感より
肌に馴染(なじ)む空気感
初めてなのに
初めてじゃない感

匂いはしない

マイナスイオン感も無し

でもって  【素(す)】

案内標識に沿って進みましょ!
館内案内冊子も頂いてるから
見ながらね!

1人2人
案内のお坊さんと一緒の人が居る

いーなー
どこで雇うんやろ?

説明聞きたいなー

そー言えば
さっき御守り買うの待ってた時に
聞こえてきた
常連さんみたいな人とのやりとり
今日はこれで!
こちらをいただきます!

とか、

○○会の方は御一人様まで
全館無料です。
とか・・・

さておき!
拝観させていただきます。

ギシッ!
   ギシッ!
廊下の端にはバリアフリーの通路も!

大きな高野杉の切り株が立ててある間を通り

梅の間へ

薄暗い小ぢんまりした
部屋

案内には
某(なにがし)作
○○年
の、屏風(びょうぶ)がズラーっと
(いいねー♪)
次も、次も、
少し大きな部屋も!
(最初はろうそくの火の時代で
いつからか屋根から電灯にして、
場所によっては付け替えた後もある)

案内と共に進み
途中には金の間
【天皇家用の応接室】や、
【天皇家用の休憩室】

様々な屏風には
時代と四季折々の花鳥風月
欄間には
虎や龍、鶴や亀
外に目をやると
屋根の飾りにも
象(牙つき)
猪(牙つき)など
なるほど
屋根は外敵からの守り
屋内は
豪華絢爛てな感じかな?

ススーっと通ると、
左手に台所とある
右手に大広間
ふと、目をやると
壁にポスター
(・・・ポスター?)

内容は
【お大師様ファンクラブのお知らせ】
Instagramと、

エエやんエエやん🎵

この大広間で定例会があるんやろやないかって感じで、明るく綺麗な長机にたくさんの椅子
一番前にはマイクと手台

の、向こうの壁には初めましての
  お大師様(空海)の掛軸

座って何かを見てる人も居る
グルーッと一周して
次へ

中庭へ
日本最大の枯山水(かれさんすい)
確かにお見事!
通れる所から見えるだけでも
かなりの広さ!
優雅!
この場所が山の上なんて
思えない!

続きましては
天井に
四季の花の彫刻

欄間(らんま)もだけど
ただ彫っているのではなく
立体的に
躍動的に
色褪せることなく
在り続ける感!

鳥肌立つ

狩野派の名前もある
雪舟ともある

千住博画伯の
断崖図と瀧図
にも圧巻され

まー
もうお腹いっぱいと思った所で

あれ?
ココはなぜ開いてるのかな?
と、顔を出すと
最初の大きな高野杉の間の裏側!
表からは暗くてよく分からなかったんだが!

勢いよく顔を出したもんだから
表から来てたカップルの女の子が写真録ろうとしていたタイミングに合いすぎて
思い切りビビられた

そらそうか
金髪MONSTERが
突然現れたのだからね

そろそろお仕舞いかなー
と、思ってたら
広がる景色
何だココは?
入り口に近いのに気付かなかった

なるほど!!

お花を生けるための
水切り場
様々な花瓶や
剣山
台所
煙突
大きな釜
案内には
法要があるときはこの釜を使います。
3つ使うことで1度に約800人の米を炊けます。
と、

だからか!?
入ってきた時のなんとも
言えない感
安心と言うか
【素(す)】
って!

さ!
靴履いて外に出ましょ。

人はまばら
じいちゃんばあちゃん
多いのは分かるけど
身体の不自由そうな方の割合がすごく高く感じる。

そこへ、女の人の声で
どこへ投げ掛けたか分からぬ感じで
「どこで内観料金払うのーーッ」

ーーー0.2秒ーーー
                                  (俺か!)

「こちらから靴脱いで上がってもらって左に進んでくださいね🙆」
       👀

「ありがとーーーッ」て

入ってきた時の門を見て左手に出ると違う道に出る
右手にはまだ見てない立て看板があったので
そちらへ!

なんとかなんとか様記念植樹的な
あーこの前テレビで言ってたなー

何かしらの節目に植樹するって!

と、小さな池が

ここのお寺って
3つか4つ大小の池があったなー

牛蛙か殿様蛙かわからんけど
スピーカーから流れてるかのように
雰囲気作ってたなー


と、思いながら
来た門をくぐり
振り返り端の方でお邪魔しました
と、頭を下げ
金剛峯寺を後にします

さてお次は
奥の院かしら?
恐らくそのはず!
ただ、長時間運転中に行き場の定まらない左足が変な態勢だったからか
2ヶ月前に痛めた足首がすごく痛い
奥の院までは2kmとある
案内の看板には
タクシー610円とあるが
ここは歩きやろ!

道中には
たくさんの土産物屋さんやら
お食事処
おしゃれなカフェ
写真館
スナック まである!

ほえー!
スゲーな

初めて見る信用金庫
よく見る郵便局
出入りするお坊さんも
当たり前の景色
サファリパークならぬ
お坊さんとの垣根を無くした街
否、
お坊さんの住むところに
体験させてもらえる街

大学や、学校もあるもんなー!

少ないとは言え
観光客は道の上にたくさんいる!
車もバイクも。

1人そっとリュックを背負い
人様の邪魔にならぬように
古いのに新しい街を
足が痛いのを放っておいて
ひたすら進む。

少し暑いな!
今どれくらい歩いた?
とか、
さっきチラッと見た
案内には
金剛峯寺は
今やあるだけで
基本的には
奥の院が機能しています!
みたいなことを書いてあったなー
とか

考えていると
一ノ橋と見えてきた
奥の院の一ノ橋やろな!
なるほど外見からして
異世界感漂う
では、いざ!参らん!

肌を舐(な)める気配が
背筋を伸ばさす!
高い木々に
少しの湿気!
の、苔(こけ)
小さな生き物達の
存在感
無くなる音
現れる圧迫感
失われる
自分の存在感
(確かにあるのにちっぽけと現すか)

あふれでる涙
(意味は理解してない)
止まらない揺れる感情
歩みは止めない
進む、ひたすら進む


数分後2人組とすれ違った
まだ涙
我に帰る
理解が追い付く

心静まる
涙は嘘のように無くなる

普通状態、
飽きる、
暇潰しにお墓を見ながら歩く

司馬遼太郎とある
興味有り

碑がある
彫られた文句には
弘法大師(空海)
は、外国から帰ってきて
この地を探すためにたくさん歩いたと、
山の上なのにこんなにも広い平野
この場所に寺を作り信仰を深め
街を作り人々と共に
その先に広がる絶景は
天空とある。
 
だから高野山か!
楽し!
しばらく進むと
新しく彫られた
Panasonicの文字
松下幸之助が眠ってるのかな?
歴史上の人物としては
おかしくないはな!

その斜め前には、
株式会社クボタとある!

この広い敷地にほぼほぼ面と向かってあるのは
偶然かな?

意味があるかも?
今はスルー


ポツポツ目立つ墓石もあるが
目を引いたのは
外国での戦争に行き
亡くなった方の鎮魂(ちんこん)の碑

今の時代を背景にしてるからか
感慨深い

人が増えてきた
早歩きやからかな
と思ったけどそうではなさそう。

奥の院に着いた

手を洗い
検温
アルコール消毒を
済まし中へ

金剛峯寺とは違い
荘厳な感じが漂う

内観は無料っぽい

ふと目をやると
たくさんの白い
細長い板
太書きのインクペン
近づいてみると
表面には
名前と
住所
年齢
裏面には
願い事を書くとある

500円也

書いた日の次の法要で
読んでくれるのかな?
その後燃やすのかな?

と、解釈し
ペンをとる。

願い事は
書き込み例があったのでそこから選びましょ!
あら!
2つまでとある。
2つもええんや!

ゆっくり丁寧に

上手に出来ましたー

振り返り3ヵ所ある受付の一番左に進む
(スマホみてるやん!!)
入り口に
スマホ禁止
撮影禁止
飲食禁止
喫煙禁止

って、立て看板あった気がしたけどなー

スマホの画面には
皇族のきこさんの
ご主人
秋篠宮文仁親王の顔がある。

ま!えっか!
順序を守り内観していく!

そんなに見る所もないわな
無料やしね
気付くと誰も周りにいない!
最深部
空海の祭壇的な所に着いた

今、思うとやはり周りに誰もいなかったような!
勘違いかな?


出てからなんとなく向かうと
ある建物が!

こちらで履き物を脱いでください
とある。
入ると、
金色の金物の提灯(ちょうちん)
が綺麗に並んである!
縦にも横にも上にも奥にも
1つ1つに名前が彫ってある
何千何万とある
暗くて冷たい部屋に1つ1つ
仄(ほの)かな灯りを灯したように
ぼんやりと輝き

奥へと吸い込まれるように向かう
もちろん誰も居ない

奥には
空海の掛軸が!
長居は無用

檀家さんの個人的なものかな?

公開してるの?

不思議は残るが
すぐに出た!

バリアフリー経路とあるから
向かうと
入り口に戻った

案内図を見て確認して
だいたい見たとして帰ろう!

来た道はあまり通りたくないから
遠回りっぽく進む

と、
お墓の中をくねくねしながら
車道まで出て気づく!

あ!
一ノ橋は横から入って
今出たところは
逆サイドの横に出た
事に

正門的な舗装された
綺麗な入口を横目に鳥居
くぐってないけど、ま!えっか!

たくさん歩いたな!
急ぎ足で帰ろ!

少し歩くと
一ノ橋に戻る

ここからは
来た道を戻ることになる!

思ってたより人おるなー
とか
(あー!金剛峯寺の受付でけげんそうな顔してたあのお坊さんや
声掛けたらひかれるやろなー)とか
今晩の宿まだ取ってないけど
大丈夫かなー??
もぉすぐ3時やけどなー
とか、思いながら
金剛峯寺まで戻ってくると
大型の観光バスから
団体さんが
ガイドのお姉さんが
小さな声で
横断歩道の前で
「1度ここで停まります」

って!
へーとまるんやー!

って、それいる??

車に戻ろうとしたら
小学生低学年ぽい
男の子と女の子が目の前に!

あー
彼らはこの街に産まれ
この街を基本に成長するんかー
って思いながら
横断歩道を渡るために遠回りをして
来るときに気になってた
常喜寺に!

奥まで入ったけど何もなく屈(かが)みながら草むしりをしてる人に
「こんにちはー」って言っても
返答は無く
出ですぐに右手の入口に気付き
入ると
食べ物に困らない様にあるお寺です!と、

書いてあるので少し手を合わせて
高野山を後にすることとなります。


と、

人混み苦手な僕としてわね
マイカーも安心できる
大きな要素


ふぅ〰️
いざ!龍神温泉へ
約1時間かな?

来るときに
少し気になったんやけど
ガソリン大丈夫かなー?

下り多目やから
何とかなるはず

それより
龍神温泉着いたら
案内所みたいな所に行って
民宿紹介してもらいたいけど
どんなに早く着いても
午後4時は過ぎるなー
不安やなー

そんな事を思いながら

結局高野山って
 どんな感想?
て、聞かれたら
なんて答えよ?

聞いてくる人なんて
おらんやろうけど

正直に5億円以上が近い内に
税抜で手に入ります様にって
お願いしました!

神社やないのに
神頼みしました。

お寺ってわかってて
しました。

お賽銭箱の縁(ふち)に
高野山の自然を
守るための寄附(きふ)
って、書いてあるのを
見て途中からやめました

って、言おうかなー

『うわぁーーーー‼️』

あぶね!
鹿(しか)出てきた!
鹿が1頭出てきましたよ

なんかゴメン
鹿の方がびっくりするよね!

うるさい
臭い
速い
何か!
が、いきなり目の前に現れるんやもんね


さーせん


あー次は後ろから車がー

何となくやけど
あまり遅いわけでもないから
今回は譲らんとこ!
一緒に行きましょ!

更に後ろに車が詰まったら
譲ります


♪はしるーはしるーおれーたーちー

♪このながーいながいくだりーざ-
かをー

(ぽーん♩道なりに24kmです)

なげ(長)ーなー

確か約20年前に白浜側から
龍神温泉目指して進んだけど
着いたはずなのに
分からず
スルーして温泉入れんままやったよなー

あれってどーいう事やったんやろ!?
狐につままれた感じやった
思い出がよぎる

あー楽しみやなー
美肌の湯❗️

今までの1位は
 鳴尾浜の熊野の郷の湯が良かったなー

そこ越えてくるかなー??

残り41km
        38km
        34km
        31km
        27km

切り方が微妙やなー
疲れたからか
ながーく感じるなー

くねくね道は
下りの方が怖いなー

途中にあった
道の駅に後ろから詰めていた車も吸い込まれたので
落ち着いて走れました!
あー良かった!

でも、少し急いだからか耳キーンってなったなー
高低差あったんやなー


発見!
観光案内所!
ウッディプラザ??
も、隣接!
オシャレなカフェも

おーおー何とかなるかも!

まずは観光案内所へ
「はい!closed」
オシャレなカフェへ
「人がいる!扉も開いてる!」
           でも、定休日!って
          札が!

あっそ!

ウッデイなんたらへ!
開いてる!人も入ってる!
そーっと入店

鹿の角とか
健康足踏み木もある

壁にはお箸が出来るまで
とか、

ただ、龍神温泉情報は見当たらない

もー出ましょ!

冊子置いてある棚を発見!
大きな紙に龍神温泉情報!

とりあえず現地に向かいましょう!

すぐに着くはず

    ・・・

左の脇道に入って!と、

龍神温泉駐車場とある
とりあえず無料っぽいから停めて
調べましょ!

スマホも併用しながら
んーーワクチン接種証明!?
1泊24000円!?

どれもイマイチやなー
来るまでに見かけた
季楽里(きらり)
さかい
せせらぎ

もー疲れたので
どこでもエエから
運命信じて1度電話して
みましょ!

民宿さかい
トゥルルルル〰️
トゥルルルル〰️

サ:「はい!もしもしさかいです!」

五:「突然スミマセン!
本日泊まりたいのですがお部屋ありますか?1人なんです」

サ:「少々お待ちくださいね」

  (受話器を手で押さえず反対側の
遠くにいる誰かに向かって投げ掛けるように「オイーッ!
もー今日いれてまうかー」)

   サ:「はい!大丈夫です!
              今どちらですか?」
 五:「近くの公営の駐車場に、停めていますけど
歩いて行ける距離ですよね?」

サ:「うちにも駐車場あります
                                          よ 」
五:「では向かわせていただきま
         す」

あの見えてるところが
民宿さかいやけど
   別のルートでもっと近くにいけるんかなー?

「OKGoogle 
             民宿さかいに行きたい」

【目的地に着きました】

あ"やっぱり着いてた

少し下がる入り口が
見えなくて気付かなかった

ま!「お邪魔しまーーす」
       ・・・

            「スミマセーン」

            ・・・

        「スミマセーーン!」


大きくて
キレイな造りの建物が
逆に怖い

                                               (ハーイ)

      靴を脱ぎスリッパに履き替えて


「あ!先ほど電話しました
                  竹本です」

サ(女将):「あーハイハイ
  こちらにご記入お願いしますね」


        ささっと書きますと!
サ(女将):「こちらご案内しますね」
                      って!

五:「あのー・・プランとか
              料金とかは?」  
     
サ(女将):奥に向かって
「プランはーーー??」 
サ:「普通の!15400円!」

サ(女将):「15400円です。
         夕食の時間は6時、6時半、7時どうなさいましょう?」


五:「ア  はい!今が4時半やから
  6時半で!」
    「お風呂はもう入れますか?」


サ(女将):「入れますよ!
                       では、こちらへ」

   薄暗いけど新しそうな
       人気(ひとけ)の無い民宿とホテルの
ちょうど間のような建物を
女将の案内で階段を登り着いていく
と、
サ(女将):「こちらです」

鍵を開けてもらい 
       渡し受け中へ

低めのベッドが2つ
小綺麗な部屋の中へ
川に面して豊かな緑も満喫出来る
(日当たりは龍神温泉自体に射しにくそう)


五:「ありがとうございます」
サ(女将):「お食事は6時半に下の食堂で!」
五:「あ!はい、分かりました」

早速着てるものを脱ぎ
 置いてある浴衣に着替える

六分丈


・・・


ギャグやなー

ま!えっか!

トントンと階段を降り
ペタペタペタとスリッパを踵(かかと)で鳴らし
大浴場へ!

(♩あ〰️ぁ
あこがれぇ〰️の龍神温泉の
美人の湯)

(やはり貸し切りか?
      人の気配が無い)
そこまで大きくは無い脱衣場
からガチャ♪
大浴場オープーン!
だ・い・よ・く・じょ・ー??

ま!えっか!

貸し切り風呂に浸かり

これが日本3名湯のうちの1つかー

確かに
肌を溶かすような泉質 
独特な匂いも無く
『好き!』

やけど、
  やけどなー

もう少し
雰囲気
欲しいなー

そー言えば

元湯てあったな!!


民宿さかいの部屋に入ってすぐに
この建物の総合案内を見たら
近くに龍神温泉元湯ってのが
歩いて5、6分の所にあると
書いてあった。

よし!夜ご飯食べたら
行ってみよ!

少し浸かり
身体を洗い
少しだけゆっくりして
早目にお風呂を上がる!

部屋に戻り短か目の浴衣
で、ベッドの上にゴローんと
あ〰️幸せの瞬間♥️

窓から外に目をやると
覆い被さる程の
濃い緑
針葉樹が多いなー

高野山の時も思ってたけど
山の上なのに
流れる川の水の量が多いと感じる!
大量と言える!

川を流れるスピードも
急勾配でも無いのに
早い!音も大きい!

1人の時間が多いとたくさん
考える
今日1日出逢った人達
携(たずさ)わっていただいた方の事を思い出す。

高速道路の料金所の方
コンビニの方
お坊さん
庭を直す方々
旅館の人

みんな僕よりもご高齢
で一生懸命働いてはったなー

身につまされる思い
何となく
思いがよぎる
(自分は何してるんやろ)

あれもこれも
してきたつもりで
逸脱(いつだつ)したいとか、

もーえーやろ!
とか
お父さん役、お母さん役
店主役、男役(←一番してないけど)
をやってるからとか

下(くだ)らんこと考えんと
 お料理精進して
お酒に走らんと
接客に集中したら
ぐっすり眠ればエエだけやん
     と、

スマートフォンの充電器を
  取りに帰らなかったのは
ボーッとする時間にスマホを見るのは嫌やけどやってしまう
でも、充電器が無ければ
極力触れないから
丁度良い!

もっと内側で過ごそう

でも、テレビはついてるけどね

なんやかんやで
6時20分
どんなご飯かなー

トントントンと降りていくと


満席で50名くらいの
食堂でそこで食べるように
用意されてるお膳は
1つだけ
7と書いてある
恐らく7号室の
自分の分だろうなー

五:「ここで良いですか?」

サ(女将):「はぁい」

やはり、1人か?
いや!?

振り返ると
手前にまとめられた形で
2人分
(あー部屋食もあるんかな)

そー言えばカメラを持った女性を見かけたから
もう1組はいるんかなー!?

厨房には初めて見た
若目の女性が
テキパキと料理を
している!

ま、ほっといて
いただきます!
虎杖(いたどり)のゴマ和え
が、お洒落な器にある!
少し口に運ぶ!

うん!美味しい
他、ばい貝煮付け
鮎焼き
お刺身
ふき、なす、かぼちゃ、筍
の、炊き合わせ

クリームチーズとオレンジを
千枚漬けで巻いたもの

子持ち鮎の甘露煮

サンマの押し寿司

金柑(きんかん)の実

そら豆
が、並んである!

瓶ビールを頼んでみた!

全体的に薄い味付け
悪くない
(パッとはしないがこんなもんやろう)

そこから、あまごの唐揚げ
芋まんじゅうの揚げ浸し
(中には牛バラのしぐれ煮)

パクパクと良く食べれる
良く歩いたからなー

普段は重くて飲めない
ビールも進む進む

でも、おかわりはやめておこう
芋まんじゅうを持ってきた時に
お料理はこちらで全部と
言われたので
はい!と、答えたが
ずっと左手前にうつ伏して
置いてある茶碗は
こちらから  
ください!
と、言わなければ出て来ないんだろうか?

なにせ、食べてる間
ほとんど
誰とも顔が合わないし
気配すら消えるときがある!

料理の主導権を握ってると
思われる女性は
一番若そうなのに
民宿のご主人らしき方に口が悪い

不愉快

キレイに食べ終えて
「ごちそうさまでした」
2度発したが
反応は無し

・・・

食堂を出て
民宿の玄関に行くと
下駄が並んである


一応許可をとるか!

フロントから
「すみませーん!」
2度叫ぶと
料理の担当らしき
先ほどの女性が

出てきたので
下駄借りて出掛けても良いですか?と聞くと
少し
驚いた顔で
サ(料理の):「あ!ご飯とデザートがあるのですが!!」

おかずも無いのにご飯はもう食べれんし今さらもう一度戻るのも
面倒くさいしデザートは
興味も無しなので

五:「どちらも苦手なので結構です」

サ(料理の):「後でお部屋にお持ちしましょうか?」

五:「いえ、お腹いっぱいなので」

         「下駄お借りして良いですか?」

サ(料理の):「はいどうぞ!」

民宿横の
古びた橋
大きな文字で
【10人以上で乗らない】
【橋に乗って揺らさない】
【車両通行禁止】
などなど
その看板自体も錆びている

とりあえず渡ってみよう!
腐りきっては無いにしろ
痩せこけた木の板が縦と横に
隙間(すきま)だらけで掛けられている。

手に持っていた
ハンカチ
スマートフォン
部屋の鍵
を、
ギュッと握りしめた!
落とせば川まで10mは落ちるだろう

ちょっと怖い・・


歩きながら感じた

右足が
下駄を上手に履けていない。
左足に比べてゆがんでいる。

長年使ったこの身体
まぁ癖(くせ)も出るわな!

60mくらいの橋を渡り対岸に着くと
より日陰になった。
寒さが増した。

右手に曲がりカランコロン
サササ
カランコロン
サササ

左足の時だけ小気味良く
音がなる
右足の時は少し
引きずっている感じ

(癖が強い)

この村には4、5軒の宿泊施設が
あるが閉まったままの施設も

駐車場にも
外部からの車は
良くあって10台くらい

良く成り立ってるなー
元湯の前まで来た!

明日の朝一で
来るつもりの下見もすぐに完了

表札に龍神○○
と、見た。
龍神て誰かの苗字やったんや!

なんかわからんけどスゲー♪

また、来た道と橋をもどり部屋に入りアレコレ
1日を思いだしながら
      ベッドに横たわる

プルップルップルッ♩
突然部屋の電話がなる!!
びっくりするわね

恐る恐る
五:「はい!もしもし」
サ:「朝食は7時、7時半、
              はち・・」
(食い気味に)
五:「7時半でお願いします」
すぐに受話器をもどす。

ふぅ〰️
恐ろしく1日の記憶が
  夢に出てくる僕は
このまま寝るのは
少し怖い
  ・・・・

少しボーッとしてるとあることに
気付く!
部屋の窓もカーテンも開けたまま
無防備っちゃ無防備

と、
ゴーーーッと言う音

「あ!川の流れの音と
          山々、樹木に囲まれた
              この土地は
マイナスイオンの中にいるようなものやからリラックスできる
はず!」

確かに
気のせいかとも思うが
   思考は苦しくない!


静かに眠りに落ちよう

   おやすみなさい
    (少し肌寒い)

       あなたに会いたい気もする
もう一度
       おやすみなさい




      朝ーーーッ☀️

5時には目覚める!
することはない。

予定では
7時半朝食
8時元湯
9時半チェックアウト

スマートフォンの充電は20%
PayPayで払うから
生かしておきたい

テレビを点けて
ボーッと
    ボーッと

ボーッ
無の時間を楽しんで、
朝ごはんを食べに降りる

昨晩と同じ席に着こうとすると
サ(料理の):「あちらの席でお願いします」
と、手を差し出された方へ
五:「はーーい」
     ・・・・

良くある朝食
が並んである。

席に着くと
おひつに入ったご飯と
味噌汁が運ばれて来た!

いただきます🙏
おひつを開けて
ご飯をよそう。

熱目の味噌汁を少し飲み
納豆を混ぜ

焼き鮭をほぐして
ご飯の上に乗せて

パクッ

(昨夜のご飯の温め直しでした)

まさか
昨晩ご飯断ったから
それが出てきたん?

パクパクパクパクパクパク
パクパクパクパクパクパクパクパク

ごちそうさまでした

この間に
聞こえてきた会話
サ(料理の):「今週土曜ですか?」
サ「団体がどーのこーの」
サ(料理の):「朝の忙しい時に
シフトの話止めて!
まだ、出し終わって無いねんからーーー!!」

サ(料理の):「テラスのお客様の準備! テラスのテーブル拭いて
テーブルクロスかけてじゅんびして!急いで!」
サ(女将):「もごもごもご」


さ!部屋に帰って
元湯に行く準備しましょ!!


カランコロン
サササ
カランコロン
サササ
元湯到着
入り口くぐると
ファンキーなサングラスの
ガリガリのじーちゃんが
帰り際で
受付の人に
「来週はフィアンセと来るから〰️ーー!!!」って
大きな大きな声で言ってた
  ハラショー(ロシア語で素晴らしいの意味)❗️
(心の中でパチパチと拍手)


五:「大人1人です」
受付の男性:「800円です」
                「下の階にどうぞ」

五:「ありがとうございます」

ドキドキワクワク

古いねー
    古びてるねー

浴衣を脱ぎカラカラカラっと!
湯船へ!

おー情緒あるぅー
まっすぐ露天へ
カラカラー扉を開けると

サイコー😍💓💓
サイコー😍💓💓
サイコー😍💓💓

大自然
貸し切り

掛け湯をしてソロリと足を湯へ

ハ、ファ、ああ"〰️

たまんねーなーー

存分に堪能し身体を洗い
内湯へ
掛け流し無加水無加温
檜(ヒノキ)風呂へ

もう一度
たまらんねー
1時間程の大満足!
何を考えたかは
もう覚えておりません<キッパリ>

その後は
元湯に来るときに
ガソリンスタンドの服を来た
おじちゃん見たので
近くにあるな!と思い
安心して検索し
そこで給油

あ!民宿の支払いは
無事PayPayで済ませれました。
ただ気になったことが1つ!
チェックアウトの時に
女将に声掛けると
精算出来ないらしく
「まきちゃーん!まきちゃーん!」
と、呼ぶと料理の女性が
 出てきて精算をしてくれました。
(アレッ?この民宿の代表は
僕が女将と思ってた人は?
ずっとコック服の主人と思ってた人は?)
(元湯近くにあった閉めてた坂井屋との関係は?)
2つでした。

ま!えっか!

帰り道
和歌山マリーナシティに寄り
湾岸線で神戸へ

よし!通常に戻ろう
意気込みをスタートダッシュに
使わず
ゆっくりと
赴(おもむ)くままに
過ごしましょ!

私は普通の人です
私は普通の人です
私は普通の人です
私は普通の人です