ティボー/ヴィエニアフスキ:サルタレロ&ローデ:小さいカプリース | ponchanのブログ

ponchanのブログ

私のクラシックSPレコードコレクションを紹介します。(旧ブログ名「スターリングのある部屋」)
※音源のリンク切れは現在復旧作業中です。

イメージ 1
 
イメージ 2

 

ヴィエニャフスキ(ティボー編):サルタレロ(エチュード・カプリース Op.18より 第4番)
ローデ(ティボー編):小さいカプリース(「24のカプリース Op.22」から第18番)

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
ハロルド・クラクストン(ピアノ)

録音:1922年2月7日,Hayes, Room No. 1
英HMV D.A.441
Matrix:Bb 982/3

 

MP3ファイル(192kbps)(Googleドライブ)

 

Turntable:Technics SP-15
Cartridge:Nagaoka MP-11HJSP with 3.0mil stylus
Equalisation:Rec-O-Kut Re-Equalizer(turnover:300Hz、rolloff:flat)、Victor SEA-7070(12kHz:-12db)
transferred from 78rpm records at 78rpm


 

今回は、ジャック・ティボーによるラッパ吹き込みのSPレコードを取り上げました。
このレコードには、クライスラー編曲作品とティボー編曲作品がそれぞれ片面に1曲ずつ収録されているものです。
クライスラー編曲作品は著作権がいまだ存続していることから、今回はティボー編曲作品をアップします。

 

ヴィエニアフスキの「エチュード・カプリース」は、元々2つのヴァイオリンのために作曲された作品ですが、これをティボー自身がヴァイオリンとピアノの二重奏用に編曲したもので、この第4番は技巧的な作品となっています。
またローデの「24のカプリース」は、元々無伴奏ヴァイオリンのための作品であり、ヴァイオリン学習者にとって非常に有名な作品でもあります。これをティボー自身がヴァイオリンとピアノの二重奏用に編曲したものが、この「小さいカプリース」です。

 

この2曲のうちヴィエニアフスキの方は、ティボーの初来日時に東京でも演奏された曲目ということです。