ご近所に十数年前4歳だった次男君を病気で亡くされたお母さんがいます。

その時の話をチラッと聞けました。

亡くなって3ヶ月間、健忘症だったと。
家まで帰る道も忘れたり、駐車場ではどこに停めたか忘れたり、自分の名前すら忘れてしまう恐怖もあったとか。

家族に言えなかったから家事育児こなしながら一人で乗り越えたらしい。

うんうんってその場では笑いながら聞いてた。帰ってからその話しを思い出し、記憶を無くしてしまいたいほど辛かったんだーって一人で泣いた。

そのお母さんは三男くんを40代で産み、その子とうちの長男が同級生です。

初めて出会ったのは近所の公園。
私「何人目さんですか~?」
お母さん「ん~………、二人目だけど、………、お兄ちゃんが今中学生」

みたいな会話だった。
その時は、あぁお兄ちゃんがいてるけど、年が離れてるから一人っ子みたいなもんって事か、だからあの間だったのか~

なんて一人で納得したっけ。

今なら理解できる、あの問いに対する間。

私もこの先、第○子とか何番目くんとかの問い、辛いな~。