こんにちは、PONです。

そろそろ桜も見納めでしょうか?

今朝も余震があり、

ホントになかなか心休まりません。

仕事もすんなりとは

いかずいろいろなことが

3歩歩いて2歩下がる、

そんな感覚で

心が晴れません。

今はいろいろな準備を

しっかりしていく時期と

当てています。

昨日はやる上で考えたことを

お話しました。

今日はゴール、目標を

どうしたかという話です。

はじめます。









第4章<ゴールの設定>

「リタとナントカ」の監督を

やっていく上において

考えたゴール設定。

これは私なりに自分で

大事にとっておきたくなる

ような商品としての

ポストカードを目指そうと

目標を掲げた。

映像といえども一画面一画面

心にしみこんでくるような

素敵な画面つくりを目指す。

そこが決まると原作では

モノクロにちょい赤の3色の

世界なのだが、フランスからの

細かい設定集(バイブル)があり、

就学時前の子供が対象だったためも

あり色味がないとさびしいと

いうことでアニメでは最小限の

色味をつけることに繋がる。

自身の目分量として一画面に色味が

30%なら白味が70%という

データ数値を決めた。

加えてスケジュール優先の

それまでの現場も

少し違う視点で見てみた。

そして今までと違う制作の

アプローチを試みた。

まず「リタとナントカ」の

旧制作体制について話すと、

1月から9月までの製作本数9本

だったため月1本のペースだった。

*同時平行で進めていたので1本スタート⇒

修正⇒V編まで 5,6ヶ月かけていた。

10月納品で残る17本が手付かずだった。




*実際には1本当たりもっとかかっています。
1~8話までは1~4月INですから9月まで
ですと最短で5~6ヶ月最長で9ヶ月です。
(Sプロデューサー談)


*【旧体制】
監督⇒コンテ⇒演出⇒レイアウト(4~6人)⇒レイアウト演出チェック ⇒レイアウト作監チェック
⇒原画(レイアウトを描いた人が間に合わなければ2原まき)⇒原画演出チェック⇒原画作監チェック
⇒動画(5~7人(もっといるかも))⇒動画チェック⇒色指定
⇒色仕上げ(5~7人(もっといるかも))+制作進行1名+制作デスク+ラインプロデューサー
(実はもっとチェック機関はあり、人ももっと絡んでいます。)

延べ人数これだけ大人数で5分ものをやっていた。

何人も関わっているから

リテイクがでるとなかなか一発で

修正できない。伝言ゲームのように

自分の責任というより誰かの

せいにするから、

一発でなかなか修正完了に

ならなかった。




【私とSプロデューサーの改革案】

途中交代だったため6月から10月納品

のため約5ヶ月で5分作品17本。

基本的に17人の作家(もしくはグループ)に

すべて1本出し。

もちろん作画スキルの高い人を選定。

何よりもトータルでまとめられる人を人選。


*● 監督⇒個人クリエイター発注の場合
個人クリエイターがコンテ、レイアウト作業⇒レイアウトチェック(総作監修正)
⇒原画・動画・仕上げ・撮影(連番出し納品)
すべて 一人5分を受け持つ。(2~3名の助っ人あり)+ラインプロデューサー

*●監督⇒#10以降のグロス発注の場合
コンテ・レイアウト・演出・作画監督・原画(基本一人)
⇒動画(5~7人(もっといるかも))⇒色指定
⇒色仕上げ(5~7人(もっといるかも))+各グロスの制作進行1名+ラインプロデューサー
(レイアウト段階で総作画監督チェックを入れるだけ)



上記の2本立てで望んだ。

要はレイアウトチェックだけ

総作監チェックを入れるということで

一人でトータルまとめることを重視した。

よほどシンプルでコンパクトで効率がいい。

しかも信頼できる作家に

頼んでいるから 質もいいものが

あがるはず。

と、判断して進めたが

当然のことながら17人もの

優秀な人材は簡単には集まらずせめて

コンテ⇒演出⇒作画監督⇒原画

までを個人で出来る方法を

とっていった。利点としては

修正することが一人に

伝われば迅速にすんでいく。

制作費のバラまきが

なくなり集中投下が出来る。

リスクは承知で進めたのですが、

そこはやはり個人作品を

創ることと商品として

「リタとナントカ」を

作り上げていくことは

生半可ではないということを

痛感させられていった。

(次回続く)




PS:プロデューサーから突込みがはいりましたので(笑)
細かく制作体制を正確に訂正しました。*印入れました。



リタとナントカ リタとナントカのほしにねがいを [DVD]/出演者不明

¥2,940
Amazon.co.jp