http://www.youtube.com/watch?v=xFhd8RfCqVg&NR=1

「トム・ムーア監督特別セミナー(映画「Secret of Kells」試写あり)」~
http://www.youtube.com/watch?v=lw2_HZTuQBE
•開催日:2010年11月24日(水)
•開催時間:16:00~18:30
•開催場所:デジタルハリウッド東京本校1Fセミナールーム
•要予約(定員80名):先着にて定員になり次第締め切ります。


いってきました!!
2番目に質問できていろいろ話もできて情報も入りました。


<内容> 
制作費の内訳と3カ国での作業配分を質問する。
この映画の資本はアイルランド・フランス・ベルギー均等で
200万づつ600万ユーロ(約6億円以上)だが、オスカー獲得など
の実績があるフランスのプロデューサーがイニシアチブを執る。
脚本は監督自身だがフランスのライターを通した。
原画もフランス、そしてフランスを通してハンガリー、ブラジルに下請。

ケルズは鉛筆を使った手描き作画+CGIだが、次回作はタブレット使用。
3D?とかなんとか言ってたけど3DCGIや立体視のことじゃなくソフトの
仕様が3Dで、2D的に処理してるってこと。flashも使っているらしい。

次回作のトレイラー、youtubeで観れるのより長いバージョンで、
未完成で原撮コンテ撮混じって興味津津。

http://www.youtube.com/watch?v=VdCabgJQpbA&feature=youtu.be

ムーア監督フィルモ。『Couch Potato』3分。『Dress Rehearsal』3分。『Cuilin Dualach』10分。『An Oscailt』短編。『Sclabhai』マンガ。



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今日の興味はこれからの日本のアニメーションの可能性を
考えるために行ってきた。
まず感じたのは2Dの平面的なキャラクターを長編70分という
映画のボリュームでどう観客を引っ張っていけるのかということ。
日本昔話的なデザイン的なキャラクターをうまく
長編のシナリオ、ストーリーで見せていく。
この方向性がボクのやりたかった方向そのもの。
今の日本ではできないだろう作品だった。
たとえて言うと、「わんぱく王子の大蛇退治」を
今のデジタル技術で
アートに仕上げている作品だった。

世界の潮流は各国で共同出資しながら共同制作に向かっている。
日本は日本のマーケットだけで閉じているため
資金調達もできず一部のオタクのための作品ばかり作っている。
ダメと言っているのではなくもっと多様性のある作品作り
を目指さないと日本のアニメはほんとに崩壊する。
というか、もう崩壊しているに近いんだけど。
以前から製作費が集まらない状況だったが、
今ではこちらから出さないと放送してもらえないような状況。

日本だけで考えていては資金など集まらず、
世界をマーケットにしていかないと資金調達が
不可能なんだ。すると今のままの日本のアニメでは
特殊すぎて資金が集まらない。特に就学児童前を
想定したらジブリ以外どれも対象外に近いと思う。
世界の大手放送局側からすると、
日本のアニメは刺激的だがジャンク的な扱い。
だから「リタとナントカ」は想像以上に安全面などで
規制が多かった。フランスはヨーロッパでビジネスするためには
自然食に対するこだわりが強くドーナッツやピザなどの
ジャンクフードにはことさらうるさかった。
それと日本のアニメはマンガに非常に近いため記号での表現
が多く世界でのアニメーション映像としては
なかなか受け入れられない部分がある。


日本の問題は2Dと3Dがどうしても融合していない。
アートアニメーションと商業アニメが融合しない。
今日の映画でもピクサ―でも
伝統的なアニメーションの技術はしっかり
受け継がれている。
日本はというと個人のテクニックや演出技術
などでカリスマ監督がポツンポツンと
出ては来るが本気で伝統継承ができていない。

過去⇒現在⇒未来へという展望が描けない日本のアニメ業界。
本気で業界全体が考えないと先がない。
崩壊も秒読みだと思う。
今アートアニメーションが盛り上がっているが
何とかビジネスにつながってほしい。
もっと垣根を取っ払いたい。
そのために次にするべきことのヒントはあった。