チーズ入りドライカレーオムレツ | 50才の恋愛日記☆プラスワン

 

 

次の日

火曜日

 

 

龍一はまた早起きをしてお弁当を作ってくれた

 

龍一のお弁当のおかげで

会社に行くのがいつもよりも楽しいよ

 

 

「メロンちょーだい♪」

 

「はーい♪」

 

 

朝から甘ーいメロン

幸せやー!

 

 

行ってきますと龍一を抱きしめると

龍一が

 

 

「今夜葉子の家に帰ってもいいかい?」

 


 

おや、仕事の平日に会いたいと言うのはとても珍しい




「どうした?」



「葉子とずっと一緒に居たから何だか今夜会えないのが寂しい。」

 

 

「明日は練習だから今日はダメだよ  ごめんね」



仕事の平日に龍一の帰りを待ったら23時だ

そこからご飯食べてお風呂入って

練習の前日じゃなければいいんだがー

 

 

「分かった。」

 


 

電車に揺られながら

寂しいなんてどうしたんだろ龍一、、


あ、今週の日曜日はまた一日試合だった

龍一と一緒に眠ると、眠れたり眠れなかったりで

日曜日の試合は大事な試合だから土曜日龍一と会うのは我慢しないとならない

 

 

 

龍一にLINEしておこう

 

 

「龍一、お弁当ありがとうね

 日曜日は試合だから土曜日は会えないや  ごめんね」

 

 

「うん分かった、、」

 

 

「良かったら明日家に来るかい?

そして木曜は龍一の家に私が行くよ

土曜日会えない代わりだよ

水木会おう」

 

 

「行く!

僕もそうしようって言おうと思ってた!」

 

 


ふふふ

私のこと

さみしがり屋とかよく言うよ



 

明日の夜ご飯は何を作ろう?

練習後に手早くできるもの、、

合いびき肉が冷凍してあったな

ドライカレーをオムレツにしよう

とろけるチーズをたっぷり入れて

ケチャップでハートマーク書いてあげたらミスターロマンチックが喜ぶだろう(笑)




1人の時はお豆腐食べたりアボカド食べたり

面倒くさくてほとんど調理をしないけど

龍一に美味しいご飯を食べさせたくて

メニューをあれこれ考えるのがとても楽しい



 

 

明日と明後日

龍一に会えると思うと

さっきよりも足取りが軽くなった

 

 

 

次の日

水曜日

 

 

練習から帰って

冷凍ひき肉をチンして

玉ねぎをみじん切りにして

パパっとドライカレーを作った

今日は時間ないからカレールーを使っちゃった


 

 

「〇〇駅!お迎えはいらないよ!」

 

「ご飯とお風呂の準備をしておくね」

 

「ありがとう!」

 

 

龍一がまたプレモルをお土産に買ってきてくれたので冷凍庫に入れてから一緒にお風呂タイム

 

 

「葉子のお風呂は広くていいなー!」

 

 


決して広くはないが龍一の部屋はトイレとお風呂が一体のユニットバスだから

こないだヌルヌルプレイをしたら

トイレットペーパーがびしょ濡れになってしまった


 

 

お風呂から出たらオムレツ作り♪

ボールに卵を6個割入れて

牛乳と塩コショウ入れてシャカシャカ混ぜて

フライパンに投入してグルグルかきまぜて

とろけるチーズをドバっと

その上にドライカレーをのせて

玉子で包みながらお皿にうつせば完成♪

ケチャップでハートを書いてテーブルに運んだ

 

 

「えー!カレーだと思ったのにびっくりー!

ハートのオムレツ♩」


 

「今日、いいものがあるよ

ベトナム土産のインスタントのフォーもらったから

スープ代わりに食べよう」



「わ!とろけるチーズとドライカレーがこれまた合うねぇ。それを卵で包むなんて良く思いつくよね!」




龍一簡単な料理でも大喜びしてくれるから作り甲斐があるし調子にのってしまう(笑)




「今まで葉子が作ってくれた料理は全部美味しかったんだけど、僕がダントツで気に入ったのはチリビーンズなんだ。」



だろうね

あの時の龍一の食べる勢いは動画に撮っておくべきだった(笑)




ふふふ

また作ってあげるよ

 


 

フォーはなかなか本格的な味で美味しかったけど

龍一はあまりお気に召さなかったので

私がほとんど食べた

 

 

龍一は丼飯を平らげて

 

 

そこまでは平和だった

 

 

食後いつもの様に膝枕で文庫本を開いた龍一は

ムクっと起き上がると



「トイレ、、、」と言って

トイレに行った

 

 

 

 

いつまで経っても龍一がトイレからいっこうに出てこない




??

どうした??


 

 

トイレをノックして

「どうしたの?」と、声を掛けると

 

 

「おなか痛くなっちゃった、、

正露丸ある?」

 

 

 

 

正露丸3つぶとお水を持って

トイレにこもる龍一に手渡した

 

 


「大丈夫?」


 

「うん、実は今朝からお腹がおかしかったんだよねー。でももう落ち着いたみたい。」


 

「今日は裸で寝ない方がいいね

これ履いて寝な」

 

 

 

私のバスパンを貸してあげた

 

 

「まだ痛いかい?」

 

「もう大丈夫。」

 

 



ベッドに入ってお腹をさすってあげると

龍一はクークーと寝息を立て始めた

 

 


眠れれば大丈夫だよね



あー、、

ビックリした、、




正露丸

あって良かったー





 

 

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