ドライブ!続き | 50才の恋愛日記☆プラスワン

 

ドライブ当日

朝6:00時に起きて

サーモにカフェラテを入れていこうとエスプレッソを準備していたら寝ぼけて手がすべって作ったカフェラテを全部こぼしてしまった。。。

 

 


あーあーあー

 


ま、気を取り直して




 

コーヒーを淹れ直して

りゅういち用に大きいの2つと自分用に小さいのを2つおにぎりを作って

昨日コンビニで買ったおやつとお茶のペットボトルを袋に入れて

よーし持ち物オッケー

 

 

りゅういちから

「雨が降りそうだから傘を忘れずに」

とLINEがきた




私の普段の行いが悪いから

天気予報が変わってしまった

 


持ち物にビニール傘を追加

 


りゅういちがピックアップしてくれて

カーナビに目的地を入れて出発した

 

 

 

 


 

「葉子の好きな音楽かけていいよ」

 

 「やった」


 



 

私達は音楽の趣味が合わない

りゅういちはボサノバとかジャズが好きで

私は普通にロックが好き

ボサノバとかマジ無理

眠くなっちゃう

 



 

スマホをスピーカーにつないで音楽をかけた

 

あー!

幸せだー




 

 

みぞれ混じりの雨が降る寒い日に

熱々のコーヒーを飲んで

好きな音楽を聴いて

ぬくぬくと暖かいクルマの助手席に座っているのは極楽ですな

 

 



「コーヒー頂戴。」


「はい。」




 

目的地

りゅういちのおじいちゃんのお墓がある綺麗な霊園に到着した




「僕はおじいちゃん子だからね。

おじいちゃん、僕の彼女です。」




生きてるおばあちゃんにはさすがに紹介出来ないもんね




「おじいちゃん、はじめまして

りゅういち君にはいつもお世話になっています」




用意したお花を飾って

2人並んでお参りをした




私なんかが来て

おじいちゃんに怒られそうやね




お墓参りの後は市の観光地に移動して

相合傘でぶらぶら見物をして

お昼はご当地名物を食べた





お昼を食べ終えると

りゅういちが




「葉子、トイレ行っておいたら?」



「あ、そうね」




クルマ移動の旅は行ける時トイレに行かんと

トイレから戻ると

りゅういちがお会計を済ませたところだった





「葉子、行くよ」




りゅういちは

せっかりでいちにち行動が素早い






午後早い時間に

私達は帰路についた




りゅういちのスケジュール通り



カーナビをセットしながらりゅういちが聞いてきた

 

 

 

「葉子、今夜はもちろん泊まれるんだよね?」

 

「うん」


「やったね」

 

 

 

高速を降りたあと

赤信号で停まるとりゅういちが

 

 

「葉子、キス!」

と言うので赤信号のたびにキスをしながら家に帰った

 

 

 

家に帰ると

りゅういちが何やらスマホをいじっているのでチラ見すると

今日インカメで撮ったツーショット写真をスマホの待ち受けに設定しているではないか

 

 


中学生かっ!

 

 

 

休日の残りはりゅういちのベッドで過ごした

 

 

 

 

「葉子、お腹が空いたらご飯の支度をするから言ってね。」

 

 

 

「すでにお腹空いている」

 

 

「そっか!ゴメンゴメン!

今すぐご飯を炊くよ。」

 

 

りゅういちが裸のままで台所に立つとお米を炊飯器にセットした

 

 

「おかずがないから、コンビニで何か買ってくるね」

 

 


試しにりゅういちの冷蔵庫を開けると

卵が4個と、トマトが2個と、あらびきソーセージの大袋が入っていた

 


 

「雨だし、わざわざ買い物行かんでもよいよ」

 

 

 

こないだ中華屋で食べた

トマトと卵の炒め物が美味しかったので真似てみた

 

 

 

りゅういちが味噌汁が欲しいというので

お味噌汁を作って

 

 

 

私はワイン

りゅういちは山盛りのご飯で

トマトの卵炒めを食べた

 

 

 

「葉子さん、ご飯食べないの?」

 

 

 

実は正月から5kg太ったので

昨日からダイエットを開始していた

 

 

 

「ご飯いらない

3キロ落とす」



「僕は気にしないよ。

葉子はもっと太ってストレス耐性つけた方がいいよ。

僕以外に身体を見せる予定があるなら別だけどね。」

 

 

 


りゅういちが私をチラッと見て

卵炒めを大きく頬張った




いや

見せる見せない関係なく自己満の世界です




169cmで50kを20年間キープしてたのに

ガリガリのりゅういちを太らせようとしてたら

あっという間に55kgに増えていた





「葉子さんが冷蔵庫にあるもので美味しい料理をあっという間に作った!」
と、大袈裟に感激しながら
トマトの卵炒めを美味しい美味しいと言って大喜びで食べるりゅういちを眺めながら





3kgは落としたいよな




と思った