お迎え | 50才の恋愛日記☆プラスワン







「駅まで迎えに行くので
会社出る時連絡ください。」



りゅういちが休みの日に
泊まりに行くことになっていた



私の会社からりゅういちの家は近い
30分ぐらいで着ける



「いいよ
迎えに来なくても
寒いし
マップ見れば自分で行けるから」



「行きたいんです。」



定時は17:30だけど
その日は夕方少しバタついて
会社を出たのは18:15だった



「会社出たよ」


「了解です
夜ご飯どうしますか?
食べに行きましょうか?」


「家にあるものでいいよ
私はワインがあればいい」





改札の前に
りゅういちが立っていた



「お疲れ様です。」



「お待たせ」



りゅういちが私のマフラーをずらした



「ん?」



「僕があげたネックレスしてる」




りゅういちがニッコリ笑って私の右手をとった




「どこかに食べに行かなくていいの?」



「いいよ
家でゆっくりしたい
りゅういちの家は会社から近くて楽だなー」



「うちに引越してくれば?」



「あはは」




ワインを買って
りゅういちの家に行った




りゅういちの家はやっぱりキチンと片付いていて
気持ちがいい




うちはカオスだからなー
未だに亡き旦那の物もたくさんとってあるし






そろそろ整理しようかな