僕の傷 | Diary

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「いつ会えますか?」






りゅういちの仕事が休みの日に
私の仕事帰りに待ち合わせをする事になった




いつもだったら
社交辞令で
近々会いましょうってメッセージしても
気が乗らなければ実際に約束まではしない
会えない人とは会えない



りゅういちとは
あまりに何度もメッセージをやり取りし過ぎて
完全に感覚が麻痺して
するっと会う約束をしてしまった




50才と24才




あははは




我ながら滑稽な図だ…





そして




前の日に自転車で転んで顔を擦りむいた




あらま化粧が出来ない




はは…
神様が会うなって言ってる気がする




ほっぺの傷にに大きなガーゼを当てて
待ち合わせ場所に向かった



待ち合わせ場所は
駅の南口



ざっくりし過ぎてどこに居るか分からないよ
南口を出てりゅういちに電話をかけると




「葉子さん」




顔を上げると
華奢な男の子が立っていた






りゅういちはとても痩せていて
年齢よりも幼く見えた





第一印象は





『わ!私より細い』





だった




りゅういちがあまりにも幼くて
何も言えずにポカンとしていると




りゅういちは




「これ昨日転んだ傷?
もしも、跡が残ったら、僕の傷だ。」




言って
ニッコリ笑った