イトコは、配偶者の実家が被災し、
長い間、その家族と連絡がつかなくて、
不安な毎日を送っていた。
被災した街は、ニュース映像として
何度もテレビで放送された町。
海に近いところに家があって、
その場所は、テレビ映像でも確認できたという。
イトコの配偶者は、直ぐにでも、
生まれ故郷に駆けつけたかったようだが
ガソリンがなくて、それすら叶わなかった。
今日、その実家から電話があった。
家は波にのみこまれたが、家族は全員無事だった。
電話が途中で途切れて、
詳しい話しを聞くことは出来なかったらしいが、
今は、それで充分だと、メールの顔文字が笑っていた。
一歩、前進。
今日一日で、そういう人たちがたくさんいますように。
困難で不安な状態には変わりはないかもしれないけれど、
もっと大きな困難が目の前に立ちはだかっているけれど、
今日は、昨日とは違う一日。
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