家族のかたちはそれぞれで。 | ぽんたびじるし。

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猫のこと、ゆずのこと、日常のことをぽつぽつと。

週末は娘の運動会。

なんですが、早々に梅雨入りして雨続きの毎日。なかなか練習もままならなくて、先生も子どもたちも大変だろうなぁ。

 

娘は、「練習疲れるから面倒くさい」と言ってみたり、「鼓笛と組体操が楽しい!」と言ってみたりと色々ですが(笑)、頑張った先の楽しさや達成感を少しでも感じられたらいいなぁと思います。私も楽しみです照れ

 

 

さて、そんな面倒くさいながらも毎日保育園に通っている娘ですが。

 

前にも書きましたが、保育園に通っていると、少子化なんて信じられないくらいに圧倒的に少ない「一人っ子」。みんな当たり前の様に、2人3人4人…ときょうだいがいます。

 

やっぱり、「子どもを望む」人は、同時に「複数・きょうだい」を望むんだなぁと実感しています。一般的に言われる、「一人っ子は可哀想」「きょうだいがいた方が助け合える」という考えは根強く、当たり前の価値観なんだなぁ…とも。

 

これも前に書きましたが、我が家はほぼほぼ確実に「一人っ子」です。

 

"ほぼほぼ”とつけるあたりが、私の中の完全に割り切れない気持ちの表れだなぁなんて思いますが、それでもこの結論は変わらないと思います。

 

 

そうなると突き刺さる、前述の「一人っ子は可哀想」問題。

 

幸い私は、これまでそういったことを直接言ってくる人にはほとんど会ったことがないのですが、少しネットを検索すればそんな言葉が溢れているし、これから小学校に上がって付き合いが広がれば、たぶん言われることも増えるのだろうと思っています。

 

娘自身も、きょうだいがいない寂しさをに感じるようになるとすれば、小学校以降かな、と考えています。今は親が一番だけど、段々と遊び相手に親を欲することはなくなってくると思うので。

 

それでも、「そんなことはない」と自信を持って言えればいいのですが、やっぱり私の中にもあるんです。「娘にもきょうだいがいた方が良かったんじゃないか」という気持ちが。

 

きょうだいがいれば、親に何かあった時も助け合える。

きょうだいがいれば、一緒に遊べる。その関わりの中で、学び成長していくこともできる。

一人っ子は、将来親に関することを一人で背負うことになる。

一人っ子は、何でも思う通りになるからワガママになる。

 

たぶん、誰もがどこかで耳にしたことがある言葉で、罪悪感なしに発言できる一般論なんだと思いますが、聞き流したフリをしても、心のどこかに小さなトゲが残されているような、そんな感覚になります。

 

だってね、私だって思っているから。

 

「きょうだいで楽しそうに遊んでていいなぁ」「一人で退屈することもないだろうなぁ」「娘も、妹か弟がいれば今より楽しかったかな。お世話するの好きだから喜んだかな」

 

って。

 

私、「一人っ子だから~」と言われるのがすごく嫌いなんですが、たぶんそういう後ろめたさがあるから、過剰に反応してしまうんだと思います。

 

 

そんな、どこかスッキリとしない悶々とした日々だったんですが、ある時とある記事に出会いまして。それが、自分の中の気持ちとの折り合いの付け方を教えてくれたように感じて、とてもしっくりきたんです。そこに書かれていたのは、

 

何を選んでもずメリットがある

 

ということ。

 

一人っ子であれば、手も目もお金もよりかけられるし、家でものんびりとマイペースに過ごすことができる。親を独り占めにすることもできる。

 

きょうだいがいるからこそ得られるものもある。けれど、一人だからこそ得られるものだってある。何事にもメリット・デメリットはあって、それをどうするかは自分次第。

 

何だって人それぞれで、何もかもみんなと同じなんてことはあり得ないし、子どもだって現状を受け入れてやっていくしかない。誰にでも持っているものもあれば、持っていないものもある。持てるものに目を向けたらいい。

 

 

私は、自身の性格のネガティブさもあって、ついデメリットばかりに目を向けてしまいがちなんですが、そうじゃないよな、と気づかされました。

 

そもそも、「きょうだいがいた方が良い」のか「一人っ子の方が良い」のか、どう思うのかも人によって違う。きっとそれは、性格や、きょうだいや親との関係性や家庭環境によっても変わるし、その日の出来事や気分等によっても日々変化するものなのだと思います。

 

つまり、正解なんてないということ。

 

娘がこれからどう思うかは分からない。けど、娘が自分の「持てるもの」に目を向けられるように、私も自分の「持てるもの」に目を向け、伝えていかなければならないのだと思いました。

 

その方が楽しいし、幸せだと思うので照れ

 

今娘がいることだって、充分とんでもない奇跡ですしね飛び出すハート

 

 

まぁそう言いつつも、今後も悩むことや落ち込むことはきっとあると思うのですが。そういう時にまた思い出せるように、ブログに書いておきました笑

 

 

結婚していてもしていなくても。子どもがいてもいなくても。子どもの数が一人でも二人以上でも。

 

それぞれのかたちで、幸せになれる道を進んでいけたらいいなぁと思います。