子どもの頃から大好きな曲があります。
CD欲しいな~と思いつつ、探したら値段のつりあがった中古品しかなくて諦めていたのですが、先日またふと思い出して探してみたら、安い中古品があったので迷わずポチッと購入(新品は1万超え。。)
これです。
昔、NHKで放送されていた「生きもの地球紀行」という番組のEDテーマ、『Tomorrow』という曲。
知っている方も多いと思います。
“涙の数だ~け強くなれるよ~♪”の方ではなくて(そっちも好きだけど)、“Tomorrow~♪Tomorrow~♪また~明日が~♪”の方です。(雑な説明)
もともと、その「生きもの地球紀行」という番組が大好きだったんです。子どもの頃は父親が厳しくて、テレビはNHKと一部アニメ(サザエさんとかちびまる子ちゃんとか)しか見せてもらえなかったっていうのもあるんですけど。
同じ頃やっていた「どうぶつ奇想天外」も見てたんですが、そっちは動物に勝手に変な声でアテレコするのがものすごく嫌いで、圧倒的に「生きもの地球紀行」の方が好きでした。あの頃の私の頭の中では、「動物がしゃべる方としゃべらない方」という風に区別されていて、「生きもの地球紀行」が始まると、「あ、今日はしゃべらない方だ!」と喜んでいた記憶があります(笑)。
今思い出しても、質の高いとてもいい番組だったなと思います。
あの頃は、「どうしてカメラマンの人は、ライオンの赤ちゃんが食べられるのを助けてくれないんだ。可哀相じゃないか」とか思ったりもしてましたけどね。
でも、たとえそれが正しくなくたって、そういう感情の動きってとても大事なことで、そういう中から学んだこともある気がするんです。
厳しい自然界で、ただただ懸命に生きる動物たちに、時に涙したり、時に畏怖を抱いたり。
そんな中で流れ出す『Tomorrow』。
歌詞の意味なんて何も考えていなかったけど、すべてを優しさで包み込むような慈愛あふれるその曲が、たぶんきっと、初めて聞いたときから大好きでした。
あの頃から大好きで、いつ聞いても大好きで、今聞いてももちろん大好き。
大好きな曲で、思い出の曲で、大切な曲ですね。
聴くと何故か泣きそうになるのも、昔からです。
“時間(とき)の流れいつでも駆け抜けて行くから 優しさだけ忘れずに抱きしめていよう”
“大空を自由に鳥たちが 光の中飛びかうように 夜空からこぼれた星屑が 波の上をすべるだろう”
改めてじっくり聴いてみて、歌いだしのこの歌詞が一番好き。
懐かしさに浸りながら、ひたすらリピート中です。