目的は映画。「すべては君に逢えたから」観てきましたよ~♪
21時台のレイトショーで観ようと思って行ったのですが、映画館に着くと、あれ?レイトショーが23時半の回しかない…。ネットで調べたときは確かにあったのに。しかも、一番小さい劇場って……つまり、そういうこと?
と、観る前から不安でいっぱい(笑)。
仕方がないので、23時半からの回で観ました。…貸切で(笑)。
映画までに思いがけずたくさん時間ができたのですが、話したいことがたくさんあったので良かったです(´∀`)
私の話ばかり聞いてもらっていた気がするんですが(汗)、でも、なんか色々スッキリした!(≧▽≦)
さて、ここから映画の話を。
これから観る予定の方はお気をつけ下さい。そう詳しくは書きませんが、先入観を与えてしまうといけないので(;^_^A
紹介文に、「東京駅を舞台に、クリスマスイヴを間近に控えた男女10人たちがおりなす恋模様、人間模様を描く群像ラブロマンス」
とあります。
うん、まぁ確かにその通り。そういうお話です。でもねぇ、そんなきれいにまとまってもいないんですよねぇ。
まず、登場人物が多すぎる。男女10人もいらない。絶対いらない。
オムニバス形式というのは分かっていましたが、10人もいるせいで場面がコロコロ変わりすぎて、一人一人のエピソードに入り込めないんですよ。感情移入もできないし。
一応中心となるエピソードは「イヴの恋人」なのかな?と思いますが、全然主軸になれてない。
“まず”と書きましたが、この「登場人物が多すぎる」っていうのがすべてのネックで、これに津kるように思います。そのせいで、映画全体が散漫でぼんやりとしてしまってるんです。
エピソードはたくさんあるけど、印象に残るエピソードがないっていう(笑)。
それよりかは、登場人物を減らして一人一人をもう少し掘り下げてくれた方が感情移入もできたんじゃないかと思います。
「イヴの恋人」は、玉木宏が最初から最後まで自意識過剰。どうして彼女を好きになったのかもよく分からない。
「遠距離恋愛」も特に感情移入するところもなく。東出くんの演技が…ちょっと…いやだいぶ厳しい。。がんばれ!(><;)
「クリスマスの勇気」はエピソードと呼ぶほどのものでもなく。
「クリスマスプレゼント」は、正直一番印象が薄い。いいお話なんだろうけど、何か足りない感じ。
「二分の一成人式」は、ちょっと泣きました。唯一良かったお話。予告の段階で、泣くならこれだろうな、とは思っていたんですが。時任三郎の演技がいいんですよ~!ぐっと引き込まれる!でも、余韻に浸る間もなく他のエピソードに移ってしまうから、やっぱりちょっと足りない感じ。
「遅れてきたプレゼント」は、「今更そんなこと言われても」としか思えず。
「すべては君に逢えたから」って、そんな大層なタイトルつけるほどの内容じゃないと思う。
結構ひどいこと書いてますね、私(笑)。
でも、「ものすごくつまらない!」ってほどではないんですよ。眠くなったりはしなかったし。ただ、色々色々色々足りないだけです(笑)。
公開されて間もないのに上映回数が減っていたのも頷ける( ̄ー ̄;
最初から期待してはいなかったので、特別落胆することもなかったですけどね~。正直、わざわざ映画館で観なくていいと思います、私は。
挿入歌として使われているJUJUさんの「守ってあげたい」も、かかるタイミングが私にはなんだか唐突に感じちゃったんですよね。
監督か誰かが登場人物のうちの誰かに重ねあわせてるとどこかで書いていた気がしますが、その登場人物が私には分かりませんでした(笑)。
たぶん、遠距離恋愛の彼女…かな?でも、全然あの歌詞みたいな女性には見えなかったんだけど(笑)。
ゆずの「守ってあげたい」は良かったですよ~曲が!(笑)
かかるタイミングも悪くはないかな。
以前友達と話したことがあるのですが、あの曲の歌詞って、親から子に向けているようにも取れると思うんですよ。
だから、どのエピソードにもちゃんとはまるんだけど、中でも私は「二分の一成人式」の親子愛のエピソードにぴったりだなって思いました。あのお父さんは息子が成人する姿は見られないけど、気持ちの上ではいつまでもずっと「守ってあげたい」って、そう思っているんだろうな~って。
ということで、きれいにまとまりましたか?まとまってませんね。ま、映画も全然まとまってないから別にいいですよね(毒)
前向きな感想が思い浮かばず、首をひねりながら友達と出した結論としては、
「時任三郎がいい」
「映画館で聴く『守ってあげたい』最高」
以上です(笑)。
この映画が好きな方はごめんなさ~い(;´▽`A``
きれいなイルミネーションの画像でお茶を濁す。


ね、きれいですね!(笑)
プロデューサーの方が、「映画を観た後に大切な人に愛を伝えたい気分になること」を大切にしたと仰っていましたが…ごめん、一つもそんな気分にならなかったよ。
いや、ごめんなさい、もうこのへんでやめておきますね(笑)。