週末の2連休、餅まきとお寿司を食べに行った以外は、家に引きこもっておりました。
のんびりしながら、ひたすら読書とゲーム。
人によってはとても無駄な休日の過ごし方かもしれませんが、私にとっては大充実。外に遊びに行くのももちろん楽しいですが、引きこもりも楽しいです。元々超がつくほどのインドア人間ですから。
昨日は、辻村深月さんの『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』を読み終えました。
うん、やっぱり、私は辻村さんの作品が好き。人物、特に女性の描写がリアルで生々しくて、ちょっと痛いときもあるのですが、そこが面白い。最後のどんでん返しを経てやっと気づく、たくさんの伏線、しかけ。あの衝撃は、クセになります。
…別に、回し者じゃないですよ(笑)
土曜日、風邪の引き始めのような症状が出て、まずいなと思っていたのですが、引きこもりのお蔭でそれも回復に向かっている…ような気がします。たぶん。
風邪って、自分が地味につらいだけで、何もいいことがないですよね。
でも、小学生の頃は風邪を引こうと…というか、熱を出そうと必死でした。学校に行きたくなくて。
母に起こされる前に、手の平で必死におでこをあたためて。
あわよくば休めないかと、「おはよう。」の挨拶代わりに、とりあえず「頭痛い。」というのが毎朝の日課でした。実にめんどくさい子ども(笑)
もちろん、仮病なので熱などあるはずもなく、学校に行く羽目になるのですが。
学校で行われたアンケートに、「学校に行きたくないときがあるか?」という問いがあって、「ない・たまに行きたくないときがある・いつも行きたくない」みたいな選択肢があるんです。
その中の、「いつも行きたくない」に○をつけたら、先生に呼び出されました(笑)
「どうして?理由は?特にないの?じゃあ“ない”でいいわよね?」と、半ば強引に回答を変えさせられたことも、鮮明に覚えています。“ない”でいいわよねって、あなた(笑)
「私が問題を抱えているかどうか」ではなく、「表面上行きたくないと答える生徒が自分のクラスにいないこと」が先生にとっては重要だったのでしょう。
と、偉そうなことを言ってみても、実際本当に理由なんてなかったんです。
いじめられていたわけでもなく、ただ行きたくなかっただけ。行ってしまえば、それなりに過ごしていたし。
敢えて挙げるのならば、授業中に手を挙げて発表することを強いられるのが嫌だとか、水泳が嫌いだとか、算数の授業が嫌いだとか、そういう細かい理由はあるのですが、まあ、甘えていたと一言で言ってしまえば、そうなのかもしれません。
自分でも不思議なんですよ、どうしてあそこまで休みたがっていたのか。
もしかしたら、あの頃から、少しでも楽したいという私の性質の片鱗が見え始めていたのかもしれません( ̄∀ ̄)
そういえば、体育の授業を、「風邪気味なので見学させてください」という、母の過去の文字を写して転用して、見学したこともありました。
うーん…やっぱり、ただのサボり魔だな(笑)
あの頃すでにそうだったのなら、今のぐうたらな自分にも納得がいくというか、諦めるしかないというか…。
回避し難いことだったんです、きっと。そういうことにしておこう。
そんなわけで、改めて、これからも、ぐうたらインドア人間でいきたいと思います。