今って、中学生・高校生もブログをやってる人がたくさんいて、結構驚いたんですけど(変な意味でなく)。
何なら小学生でもやってたりしますよね。
そこで、素朴などうでもいい疑問なんですが。
今の子って、交換日記とかするんだろうか。
私の時代はかなり盛んで、中学生くらいまで続いていた記憶があります。
毎日顔を合わせて、毎日話をしているのに、更に日記のやりとりまでするという不思議な文化。
あれって、伝統的な女子文化の一つだと思うのです。
何故交換日記をするのかと言えば・・・秘密の共有をするため、ということでしょうか。
教室では言えないことを書いたり、あるいは書いている内容はただの世間話だとしても、「交換日記をしている」という行為自体が秘密の共有なんでしょうね。
そして、それによって「つながり」が可視化され、互いに「仲良し」の確認をしあうことができる。
つまり、内容は二の次で、大切なのは「交換日記をするほど仲が良い。結束している」という事実確認なんでしょう。
そう考えると、実に女子要素満載じゃないですか、交換日記。
男子が交換日記をしているのは見たことないんです。するのかな?
付き合ってる女子と男子で、とかならするのかな?
「あずきちゃん」で、あずきちゃんと勇之助くんが交換日記してなかったっけ?・・・って言っても、私世代じゃないと通じないか。
今みたいに携帯電話も普及していない時代、交換日記は女子に欠かせない、友達とつながるための大切なツールの一つだったんだと思います。
携帯電話が普及して、ブログ文化ができあがった今、交換日記の存在意義ってどうなんでしょう。
でも、ブログと交換日記はびみょーに性質が異なるような気がしなくもないんですよね。
ブログは・・・交換日記みたいな非公開性がないですよね。秘密基地的な。
アメブロでいえば、アメンバー限定公開みたいなのがそれにあたるのかもしれませんが、ブログという場所そのものは公開されてるし解放されてる。
あ、でも、交換日記も、内容は隠していても、「交換日記をしている」という事実自体を隠しているのかと言えば、それは人によりけりだった気もする。
「私たち交換日記してるよ。」って周囲にアピールすることが、「私には仲の良い友達がいます。」アピールにもなるし。
学校生活において、「孤独じゃない」ってかなり重要な要素ですからね。
うーん…でも、先に言ったみたいに、非公開性っていう意味ではブログはあまりその機能を兼ね備えてない気がするし、不特定多数に公開されているわけだから、秘密の共有も何もない気がするんですよね。
だからと言って仲良しアピールの手段っていう意味では、クラスメイトや同級生がそのブログの存在を知っていないと成り立たないわけだから、やっぱり交換日記とは意味が異なる気がする。
そう考えると、ブログと交換日記の果たす役割は違うとも言える。
役割が違うのなら、同時に存在しえると思うんですが…どうなんでしょう。今時そういうアナログなツールって、「ダサい」のかな。
つながり確認ができても、それによって「ダサい」グループにカテゴライズされるなら、新たな問題が発生するわけで。
「交換」という意味で考えれば、メールの方が近いんでしょうか。
メールの方が、特定の人間との相互関係ですよね。
そういえば、「友達からメールをもらったら○秒以内に返信しないといけない」っていうのを聞いたことがあるんですが、それって本当なんでしょうか。本当なら、ちょーめんどくさくですね。
日記みたいに書くのに時間がかからないから、速効性が求められるってことなんですかねえ。
そういうルールを設けることで、仲良し確認の一つの基準にするのかな。
「ブログ」という自分をみんなに公開する場所と、メールという1対1の近しいやり取り。
この2つを駆使すれば、友達とのつながり確認って事足りるのか。
はてさて、どうなんでしょう、最近の小中学生事情。
現役小中学生に聞いてみないことには、この疑問の答えは永遠に出てこないですね。
最初に言った通り、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけど。
そして、ただの素朴な疑問だったのに、どうしてこんなに固い内容になってるんでしょうか。
しかも、文章まとめてないから無駄に長いし。
資料漁って、小中学生にアンケートとって、もっと突き詰めて考えたらレポート1個できるかも(笑)。
そもそも、「交換日記」はいつ頃から始まったものなのか、とか、ブログというツールを使って、何を表現し何を満たすのか、とか。
「交換」の意味とか、公開日記と非公開日記の違いとか。
あ、それに、ブログなら女子に限定されたものじゃないですよね。
なんだか、だんだん最初に疑問から逸れて行っているような気もしますが。
いつもお気楽な私だって、たまには真面目に考えるんですよ!
…って言っても、こんな生産性のない考え事、まさに暇人の証ですかね( ̄ー ̄)
以上、なんちゃって社会学もどきでした。