記憶力が悪くなった…成果が上がらない…企画書が書けない…
「自分の頭が悪いからしょうがないよな」と思う事もしばしば。
しかもやる気がない…。集中力もない…。
でも、この原因が、根性や頭の悪さじゃないとしら、
ちょっと勇気が湧いてきますよね。
本日は効率的に頭を使う方法をクイズでお届け!
では、第一問!
脳がより元気になるのはどっち?
A:未来を想う
B:過去を思い出す
【答え】
B
【解説】
人間の脳は、「未来」を思い悩むより、「過去」を思い出すことで元気になります。
「過去なんて振り返るな!未来を見ろ!」
過去、熱血指導者から言われ続けた人も多いと思いますが、
どうやらこれは、間違いだったようです。
人間の脳は、「未来」を思い悩むより、「過去」を思い出すことで元気になるのです。
16万人の脳画像を見てきたという、
東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授によりますと…
多くの研究から、いくつになっても脳が健康な「生涯健康脳」の人は、
「知的好奇心」、「運動」、「コミュニケーション」という3つの共通点がありますが、
脳を元気にするには、この3つの要素と回想を組み合わせる「回想脳ワーク」が有効。
〇過去を振り返ることで得られる効果の一つに「幸福感が得られる」というのがあります。
主観的幸福感が高い人ほど、ネガティブな感情をコントロールする力が高く、
何かを「懐かしい」と感じるには、「ある物事に親しみを感じること」と
「しばらくその物事から遠ざかること」という2つのポイントが必要。
そして、昔を思い出すキューとして最適なのが「家」。昔住んでいた家の間取りを
描いてみる、実物がなくても「懐かし本」で回想してみる。
かつて好きだったものに親しむ。学生時代の思い出の店に行く。日記を読み返してみる。などなど。
続けて第二問!
記憶の定着に有効的なのは?
A:1人で黙々と暗記
B:グループで学習する
【正解】
B
グループ学習は記憶の定着に役立ちます。
一人で黙々と勉強するよりも、友人と一緒に複数人でのグループ学習の方が
記憶に残りやすいのです。
よく人に教えると、頭が整理されて記憶の定着に良いと言われるのを聞いた事が
あると思いますが…それを応用して、お互いにクイズ形式で出し合うというのも効果的なのです。
記憶はインパクトが大きいほど残りやすいため、
友人と勉強した!という記憶と関連して、内容の定着につながるのでした。
最後の第三問!
発想力が高める読書の仕方はどっち?
A:出来るだけ違う本を読む
B:同じ本を何度も読む
【正解】
B
本は乱読して情報をため込むのが発想力には良いのでは?
と思いがちですが、実は本は同じものを何度も読んだが良いのです。
確かに新しい本を読むと、知識は増えて行きますが、
しかし知っていることが多いのと、発想力を発揮できるは別物です。
思考は繰り返すことで不管理、独創的な考えを生み出すと言われるため、
書いてあることを応用したいと思うなら、いかにいい本を繰り返し読むかに重点を置くべき。
内容が見につけば、それを応用することが出来るようになるのです。
新しい企画を考えるときに、そのテーマに沿った本や情報をかき集めるのではなく、
深掘り出来るテーマを設定できるかがポイントになってきます。