かつて、人気歌手のレディー・ガガもニシキゴイを日本から取り寄せて、
ケガの療養中に眺めて心を癒していたニシキゴイ。
近年海外でニシキゴイが注目を浴びており、
高いものになると一匹〇億円という値段が付くことも。
人気の理由として、同じ模様がふたつとない点や、
またニシキゴイ同士のある特徴から来ています。
特にアジアでは「平和の象徴」で幸運を招く魚としても認知されているのですが、
ではその特徴とは何でしょう?
ケンカをしない
ニシキゴイ同士はケンカをしないため、平和の象徴であります。
アジアでは、幸運を招く魚としても認知されています。
2018年の中国の流行語ナンバーワンに「錦鯉」が選ばれました。
ちなみに意味は「強運の持ち主」。
錦鯉が1位になった理由として、記事にはこう書いてあります。
「今年中国で「縁起物」として人気となり、
ここ一番の勝負の時にニシキゴイの画像を
スマートフォンの待ち受け画面にする若者が増えた」。
なぜヨーロッパで人気になったの??
日本の錦鯉は「世界最大のガーデンフィシュ」とも呼ばれていて、
性格が人懐っこいことや、大きな体に美しい色彩が映えることから、
近年海外の愛好家も増えています。
またヨーロッパにおいては、ガーデニングにつきものの池で、
ニシキゴイを優雅に泳がせるのが楽しみのひとつです。
遊泳する愛鯉の美しい容姿を堪能する方が多いようです。
ニシキゴイが勇壮に泳ぐ姿態に、多彩の色を載せ、
しかも“同じ模様がふたつとない”点にも魅力を感じているようです。
日本の美が注目されている⁉
海外の日本文化愛好家が自宅に日本庭園を造った際、
その池に錦鯉を飼い始めたことからニシキゴイブームが起きたと言われています。
日本にはさまざまな『美』があると思います。
とくに海外の方から注目されるもので言うと、
桜や富士山などが挙げられるかもしれません。
その美しさを自分の国へ持ち帰ることは難しいのですが、
錦鯉は管理さえしっかりできれば、自分の手で飼い、育て、
愛でることもできます。生き物なのでエサをあげれば
寄ってくるという可愛さもありますし、飼育方法次第で、
模様やサイズが変わってくるという楽しさもあるという。
海外で日本の錦鯉を飼うことは「豊かさの象徴」の一つとされ、
経済状況が豊かな国々の富裕層で日本産錦鯉の需要が増加しつつあるのです。
どうですか。
ニシキゴイ飼ってみませんか??