今年3月19日から、大阪の万博記念公園に建っている「太陽の塔」の

内部公開が始まりました。

 

1970年に開催された通称“大阪万博”こと「日本万国博覧会」のシンボルとして、

芸術家・岡本太郎によって制作された「太陽の塔」。

高さ70メートルの巨大なオブジェで、

一目見たら一生忘れられないような強烈な造型であるのですが、、、

 

実は、この太陽の塔は、あるものをモデルとして制作されたといいます。

では、そのあるものとは何でしょう?

 

 

 

【答え】

土偶

 

【解説】

岡本太郎さんは縄文時代の土偶に、縄文人の独創性、創造性に強く引かれていたと

言われています。

そこに日本人のエネルギーを感じ取っていた。塔のお腹のところにある少しゆがんだ顔は「現代の顔」とされているが、

土偶面からヒントを得たのであろう。太陽の塔の天辺の金色の面(顔)は「未来の顔」といわれているが、

これも縄文人の土偶面を抽象化したものだと言われています。

 

 
ちなみに、埴輪にも中が空洞になっているものがあり、
中が空洞というのには、魂や実体のないパワーを宿らせるためとも考えられています。