問題!
シティバンク銀行といえば、アメリカ、シティグループ傘下で
2007年7月に日本で開業した銀行です。
そのシティバンクの口座維持手数料はいくらかご存じででしょうか。
なんと、シティバンクの口座を持つと、月間平均残高が30万円以下だと、
2100円の口座維持手数料を取られます。
この「2100円」という設定金額がシティ・バンクの
ある営業戦略から設けられたものなのです。
特に、すごいサービスやATMを導入しているから、
口座維持にかかる実費が「2100円」という訳ではありません。
では、そのシティ・バンクの戦略とは何でしょう?
【答え】
お客のターゲットを裕福層に絞っている
【解説】
シティバンクのターゲットは富裕層です。口座維持手数料を取ると、
それを嫌う顧客はよりつきません。
その様な顧客とは、30万円の残高が維持出来ない人、
つまり、シティバンクのターゲットでは無いのです。
そのような顧客を排除すると、
1)不要な顧客の口座維持費用を抑えられる
2)窓口などで、不要な顧客に対応する間に必要な顧客を待たせる様なことが防げ、
必要な顧客に集中できる。
というメリットがあるそうです。